家族に神への信仰を阻まれて

2023年9月26日

2018年3月、親戚がわたしに終わりの日の全能神福音を説き、オンライン集会に誘ってくれました。全能神の御言葉を読んで、全能神は主イエスの贖いの働きを基に裁きの働きをなさり、人を徹底的に救って清め、罪から解き放ち、神の国に導くために来られたことがわかりました。それまでも主を信じ、教会の奉仕に積極的に参加してたけど、罪と告白の悪循環を繰り返し、主の御言葉を実践できず、苦痛の中で生きてました。やっと、堕落を清める道が見つかり、とても嬉しく、全能神こそ主イエスの再来だと確信しました。全能神教会の兄弟姉妹との御オンライン集会に出始め、そこで得た光を母に話しました。すると、その話はとても役に立つし、ネットで聞いた説教に興味があると言うので、オンライン集会に誘いました。ところが、途中で聞くのをやめてしまい、全能神への信仰をやめさせようとしたんです。

ある日、母に突然訊かれました。「先日の集会の交わりは、東方閃電の説教なの?」って。出し抜けにそう訊かれ、言葉に詰まってしまいました。「ママはいつも牧師の話を聞いてる。こんなことを訊くなんて、東方閃電を非難する牧師のデマに惑わされてるの?」思った通り、言い終わった瞬間、母は責めるように言いました。「聖書の聖句にあるでしょ。『そのとき、だれかがあなたがたに「見よ、ここにキリストがいる」、また、「あそこにいる」と言っても、それを信じるな。にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう(マタイによる福音書 24:23-24)。牧師はいつもこの聖句に触れてる。終わりの日には多くの偽キリストが現われ、人を惑わす。東方閃電がそう。主イエスが受肉して戻られると証ししてるけど、そんなの嘘だわ。絶対に信じるな、連中の説教を聞くなと、牧師はおっしゃった。あなたも牧師の言うことを聞いて、そんな説教に耳を貸さないで!」母の話を聞いて腹が立ちました。牧師は全能神の御言葉を聞かず、終わりの日の働きを調べてもいないのに、どうしてそんなにあっさり主の再来を断罪できるの?母も全能神の御言葉を読んだことはない。それは嘘だという牧師の話を、どうして鵜呑みにするの?主を信じる大勢の敬虔な信者が全能神の御言葉を読み、神の御声だと気づいてる。わたしも全能神の御言葉を読んで、権威と力を感じた。源は主イエスの御言葉と同じで、神自身の御声なの。全能神こそ再来された主イエス。人を惑わす偽キリストだなんてどうして言える?

全能神教会のチャーリーがこれについての真理を交わり、御言葉をいくつか読んでくれたんです。「受肉した神は神の実質を有し、受肉した神は神の表現を有する。神は肉となるので、なそうと意図している働きを打ち出し、また神は肉となるので、自分が何であるかを表して、人に真理をもたらし、人にいのちを授け、人に道を指し示すことができる。神の実質を含んでいない肉体は決して受肉した神ではなく、これについて疑う余地はない。受肉した神かどうかを人が考察しようとするならば、その者が表す性質や話す言葉からそれを裏付けなければならない。つまり、神の受肉した肉体かどうか、それが真の道かどうかを裏付けるには、その者の実質を基に判別しなければならないのである。そこで、受肉した神の肉体かどうかを決定するとき、鍵となるのは、外見よりもむしろその者の実質(働き、発する言葉、性質、およびその他多数の側面)である。外見だけをじっくり見て、結果として実質を見落とすならば、その人が暗愚で無知であることを示している(『神の出現と働き』「序文」〔『言葉』第1巻〕)。「この時代に、しるしや不思議を起こし、悪霊を追い払い、病人を癒やし、多くの奇跡を行える人が現れて、またその人が自分は再来したイエスであると主張したなら、それはイエスのまねをしている邪霊による偽物である。これを覚えておきなさい。神は同じ働きを繰り返さない。イエスの段階の働きはすでに完了し、神は二度と再びその段階の働きをしない。神の働きは人間の観念とは相容れない。たとえば、旧約聖書はメシアの到来を預言し、この預言の結果はイエスの出現であった。これはすでに起きたことであり、別のメシアがまた来るというのは間違っている。イエスはすでに一度来た。だから、イエスがこの時代に再び来るというのは間違いである。すべての時代には一つの名前があり、名前はそれぞれ各時代の特徴を含んでいる。人間の観念では、神は常にしるしや不思議を見せ、病人を癒やし、悪霊を追い払い、いつでもイエスのようでなければならない。しかし今回神はまったくそのようではない。もし終わりの日に神がいまだにしるしや奇跡を示し、まだ悪霊を追い払ったり病人を癒やしたりしていたら、神がイエスとまったく同じようにしたならば、神はイエスと同じ働きを繰り返していることになり、イエスの働きは無意味で無価値ということになる。だから、神は時代ごとにひとつの段階の働きをするのである。ひとたびその段階の働きが完了すれば、すぐさまそれを邪霊がまねをし、サタンが神のすぐ後ろをついてくるようになれば、神は方法を変更する。ひとたび神が一つの段階の働きを完了すると、邪霊がまねをする。このことをよく理解しなければならない(『神の出現と働き』「今日の神の働きを知ること」〔『言葉』第1巻〕)。チャーリーは御言葉についてこう交わってくれました。「真のキリストと偽キリストを見分けるには、真理、神の性質、神が持つものと神そのもののすべてを表わし、人類を救う働きができるかどうかを見る必要がある。これが一番大事で根本的な原則です。真理を表わせるのはキリストだけ。真理を表わせない人はキリストなんかじゃありません。偽キリストには神の本質がなく、真理を表わせない。主イエスを真似て簡単なしるしや奇跡を示し、混乱して識別力がない人を惑わせるだけ。だから、キリストの再来だと主張しながら、真理を少しも表わせず、しるしと奇跡を示すだけなら、悪霊の模倣、人を惑わしに来た偽キリストです。キリストだけが真理、道、いのち。真理を表わし人類を救う働きができるのはキリストだけ。出現して働かれた主イエス、キリストは、多くの真理を表わし、人に悔い改めの道を授けて全人類を贖い、恵みの時代を始めて律法の時代を終わらせた。だからこそ、主イエスは受肉した神、キリストだと、誰もが判断できるんです。終わりの日、全能神が来られ、堕落した人類の救いに必要な真理をすべて表わします。その御言葉には権威と力があり、神の性質、神が持つものと神そのもののすべてを明かします。巻物を開いて七つの封印を解き、聖書の奥義を明かし、恵みの時代を終わらせて神の国の時代を始め、裁きの働きをして人類を完全に救います。その御言葉と働きで、全能神こそ受肉した神、終わりの日のキリストの出現だと完全に証明されます」。これを思って心が明るくなり、母にこう言いました。「どうして牧師の話を鵜呑みにするの?主を信じてるんだから、その御言葉を聞かないと。主イエスもおっしゃってる。『わたしの羊はわたしの声に聞き従う(ヨハネによる福音書 10:27)。全能神の御言葉は、真のキリストと偽キリストについての真理をはっきり説いてる。キリストは人の子として受肉した神。キリストは神自身だから、真理を表わし人を救う働きができる。偽キリストは堕落した人だし模造品。真理を表わし人類を救うなんて無理。しるしと奇跡を見せて人を惑わすだけ。終わりの日、全能神は裁きの働きのために来る。つまり、人を徹底的に清めて救うため、真理を表わすの。全能神の御言葉をもっと読めば、真のキリストと偽キリストを見分け、神の御声を聞いて主の再臨をお迎えできる……」でも母はもう聞いてませんでした。全能神の御言葉を読もうと思ったけど、腹を立てて行っちゃったんです。それを聞いた兄弟姉妹はこう言ってくれました。母は牧師に惑わされ、真のキリストと偽キリストを見分ける真理を理解してないから、神の働きを誤解したと。そしてもっと真理を交わり、愛をもって観念と困惑を解決するようにと。その後は機会を見つけ、真のキリストと偽キリストの見分け方について交わりました。それは聞いた母は、道理にかない、聖書に符合していると考え、オンライン集会に反対しなくなり、全能神の言葉を読んでみたいと言いました。とても嬉しかった。そこで全能神教会のアプリをダウンロードしてあげて、集会に誘ったんですが、集会の前に、牧師が投稿したデマを目にしてまた邪魔し始めたんです。

ある日職場で働いていると、全能神教会を冒瀆して断罪する、牧師の動画のスクリーンショットが母から届きました。動画を観ろって。スクリーンショットを見て腹が立ちました。これらの牧師たちは、どうして神をほんの少しも畏れないの?デマや噂を広めて終わりの日の神の働きを断罪し、真の道を調べる信者を邪魔してる。本当に邪悪!わからなかった。宗教界の指導者や牧師たちは、教会で神に仕える人なのに、主イエスが戻られるとき、どうして主をお迎えせず、こんな風に主の再来に逆らうの?神に祈って探求しました。祈り終えると、「古代から真の道は迫害された」という言葉を思い出し、すぐ気づいたんです。恵みの時代、働きに来られた主イエスも、ユダヤ教の祭司長や律法学者、パリサイ人の迫害に遭った。みな教堂で聖典を説き、神に仕える人。そう考えながら、御言葉の一説を読みました。「あなたがたはパリサイ人がイエスに逆らったことの根源を知りたいか。あなたがたはパリサイ人の実質を知りたいか。彼らはメシアに関する空想に満ちていた。さらに、彼らはメシアが来ると信じていただけで、いのちの真理を追い求めなかった。だから今日になっても未だに彼らはメシアを待ち続けている。いのちの道に関して何の認識もなく、真理の道がどのようなものかも知らないからである。あなたがたに訊くが、これほど愚かで頑固で無知な人々が神の祝福を得るなど、どうしてあり得ようか。彼らがメシアを見るなど、どうしてあり得ようか。彼らは聖霊の働きの方向を知らなかったために、イエスの語った真理の道を知らなかったために、さらにはメシアを理解しなかったためにイエスに敵対した。彼らはメシアに会ったことがなく、メシアとともに過ごしたこともないために、彼らはみな、ただメシアの名前に固執しながら、できる限りのことをしてメシアの実質に逆らうという過ちを犯した。これらのパリサイ人の実質は頑固で、傲慢で、真理に従うものではなかった。彼らの神への信仰の原則は、『どれほど説教が奥深く、どれほど権威が高かろうとも、あなたがメシアと呼ばれない限り、あなたはキリストではない』というものだった。この信仰は不合理でばかばかしくないであろうか(『神の出現と働き』「あなたがイエスの霊体を見る時、神はすでに天地を新しくしている」〔『言葉』第1巻〕)。御言葉からわかりました。パリサイ人が主イエスに逆らい、断罪した原因は、真理を憎んで神に敵対する彼らの本性と実質。神を畏れず、真理をまったく求めない。主イエスの御言葉と働きに権威と力があるとはっきり知りながら、自分たちの観念に合わないからといって、主イエスを拒み、拒絶し、誹謗して断罪し、最後は主を十字架にかけた。現在の宗教界の牧師や長老も、終わりの日の神の働きに対し、あくまで宗教的観念にこだわってる。全能神がどれほど真理を表わそうと、その御言葉に権威がどれだけあろうと、自分たちの観念に合わなければ、激しく逆らい断罪し、デマを広めてわたしたちの考察を阻み、わたしたちを完全に支配して、御声を聞かせず主を迎えさせない。悪意に満ちてる!主イエスに逆らい、断罪したパリサイ人と同じ本質じゃないですか?彼らの抵抗はパリサイ人よりひどい!それに、宗教界の反キリストには真理を憎む本質があり、神がどの時代のどこに現われ働こうと、常に拒んで逆らうこともわかりました。これで主イエスの預言が成就します。「いなずまが天の端からひかり出て天の端へとひらめき渡るように、人の子もその日には同じようであるだろう。しかし、彼はまず多くの苦しみを受け、またこの時代の人々に捨てられねばならない(ルカによる福音書 17:24-25)。これではっきりわかって困惑が消え、帰宅したら母にきちんと交わることにしました。

家に着くと、送った動画を観ていないことに母は激怒し、わたしが説明するより早く、その理由を繰り返し尋ねるんです。わたしはこう答えました。「全能神ははっきり語られてるのに、ママは求めも調べもしない。あんな冒瀆の動画をどうして観るの?」すると母はますます怒り、間違った信仰だと責めたんですが、怒りの激しさに悲しくなりました。母があくまで全能神への信仰を妨げるのは、牧師のデマに惑わされてるから。あの牧師たちがますます憎くなりました。パリサイ人を呪った主イエスの御言葉とまさに同じです。「偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、天国を閉ざして人々をはいらせない。自分もはいらないし、はいろうとする人をはいらせもしない(マタイによる福音書 23:13)。その後、人の言葉でなく神の御言葉を聞くよう、母に勧めました。さもないと神の救いを失うと。また、全能神への信仰はやめないとも言いました。諦めるつもりがないことを知った母は、心配そうな口調になって、集会に出て全能神を信じるのはやめてと言いました。わたしは色んなやり方で母と交わろうとしましたが、何を言っても聞いてくれず、主イエスの再臨を受け入れてはだめと言うんです。やがて、母は顔を覆って泣きだしました。母の涙を見て、とてもつらかった。これまで、母が悲しんで泣くのが何より嫌だったんです。母にとってわたしは、ずっと聞き分けのいい子だったのに、今わたしのせいで心配し、つらい思いをしている。言うことを聞いて、しばらく集会に出るのをやめるのが一番だと思いました。でも考えたんです。前に主を信じてたときは、教会への奉仕が最優先で、自分のことは二の次だった。神の新たな働きを受け入れた今、神を最優先にするのが何より大事。わたしは真理をあまり理解してないから、集会に出る必要がある。集会がなければ、兄弟姉妹の助けや支えを得られない。誘惑や妨害に遭って、しっかり立てなければどうなる?でも集会に出るのをやめず、母が毎日悲しそうにするのを見るなんて、とても耐えられない。葛藤の中、神に祈り、正しい選択をする導きを求めました。

その夜の集会で、自分の状況をある姉妹に伝えると、この御言葉を送ってくれました。「神が働きを行い、人を慈しみ、その人を見守るとき、そして神がその人に好意を示して認めるとき、サタンはすぐ後をつけ、その人を騙して害をもたらそうとする。神がその人を得たいと望むと、サタンはあの手この手で神の邪魔をし、様々な邪悪な企みで神の働きを試し、妨害し、傷つけようとするが、それは自身の密かな目的を達成するためである。その目的とは何か。神が誰かを得ることを、サタンは欲していない。サタンは、神が得たいと望む人を奪って我が物とし、彼らを支配し、掌握することで、彼らにサタンを崇拝させ、自身と共に邪悪なことを行わせ、神に抵抗させたいのである。これはサタンの悪意に満ちた動機ではないのか(『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 IV.」〔『言葉』第2巻〕)。そしてこう交わった。「あなたに起きてることは、全能神に従うことに対する、ご家族の妨害のように見えるけど、裏ではサタンが操ってます。これは霊の戦いなんです。終わりの日、神は人を救うため、受肉して来られますが、人が神に救われるのをサタンは望まず、周囲の人を使って妨害し、神を拒ませ、裏切らせ、しまいに支配して操り、自分もろとも地獄に引き込む。今回も、終わりの日の神の働きを受け入れたあなたを、サタンはお母さんを使って攻め、妨害してる。お母さんの言うことを聞いて神への信仰を捨て、神の救いを失わせるために。これがサタンの邪悪な意図なんです。サタンの策略を見抜き、神にすがってしっかり立たないと。たとえばヨブ。サタンが妻の不満を利用して、彼に神を捨てさせようとしたとき、ヨブは神への信仰と服従を守り、神への証しにしっかり立ってサタンを辱めた。最後に、ヨブの信仰は神に認められました。わたしたちも信仰を保ってしっかり立ち、サタンの罠にはまらないようにしないと!」御言葉に関する姉妹の交わりにとても感動しました。終わりの日の神の働きを受け入れたあと、何度も障害に見舞われたけど、その裏には霊の戦いがあったんです。わたしが母を想い、話を聞くことを、サタンは知ってた。だから母を使って何度も邪魔し、観念や誤謬を吹き込み、デマを広めてわたしを惑わし、全能神への信仰を阻もうとした。サタンの意図は本当に陰険で邪悪。騙されるわけにはいきません。母にどう邪魔されようと、神を信じ続け、兄弟姉妹と集まって真理をもっと求め、理解しようと決意しました。

それから数日、母は毎日悲しそうな顔でため息をつき、わたしがオンラインで集まってるのを見ると嫌な顔をしました。そんな母を見て少しひるんでしまったけど、全能神への信仰で妥協するわけにはいきません。この御言葉を思い出しました。「あなたは自らの内にわたしの勇気を持たねばならず、未信者である親戚に直面するときは、原則を持たなければならない。しかしわたしのために、どんな暗闇の勢力にも屈してはならない。わたしの知恵に頼って完全な道を歩みなさい。サタンの陰謀に支配されてはならない(『神の出現と働き』「キリストの初めの言葉、第十章」〔『言葉』第1巻〕)。御言葉に心がすっかり晴れました。またサタンの策略だとわかったんです。わたしが神への信仰を諦めないのを見て、またも母を使って攻撃し、邪魔してる。落ち着いてきちんと集会に出られないようにするために。神にすがってサタンの試みに勝ち、徹底的に辱めないと。その後は毎日進んで母に話しかけ、いつものように気遣いを見せましたが、集会や御言葉の読書の時は、なるべく母を避けました。母はだんだん神への信仰に干渉しなくなり、オンライン集会に出ているのを見ても何も言わなくなりました。神の導きに感謝しました。サタンの試みに勝てたのですから。

でもしばらくして、全能神への信仰を知った父と兄がわたしを邪魔し、宗教に連れ戻そうとしたんです。ある日、兄は激怒してこう責めました。「どうしてそんなに頑固なんだ?母さんはお前の信仰を心配して悲しんでる。それでいいのか?家族全員がお前の全能神への信仰に反対してる。信仰を捨てて母さんたちを安心させろ!」家族の誤解と非難に悔しくなり、目から涙が流れました。全能神への信仰で得たものを話そうと思ったけど、みんなわたしを責め、叱るばかり。すこし弱気になったので、無言で神に呼びかけ、しっかり立つ信仰をくださいと願いました。祈った後、主イエスの御言葉を思い出しました。「わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない(マタイによる福音書 10:37)。「よく聞いておくがよい。だれでも神の国のために、家、妻、兄弟、両親、子を捨てた者は、必ずこの時代ではその幾倍もを受け、また、きたるべき世では永遠の生命を受けるのである(ルカによる福音書 18:29-30)。今、家族が神への信仰を邪魔してる。神に従うなら選ばないと。家族の邪魔と理解不足のせいで、神に従うのをやめるわけにはいかない。ペテロのことを考えました。主イエスに従っていたペテロも、両親の迫害と妨害に遭ったけど、ためらうことなく主に従うほうを選んだ。何より神を愛していたし、わたしもそれにならうべき。そう考えて多少落ち着き、家族ときちんと話して、わたしの信じる全能神こそ主イエスの再来だと伝えようと思いました。でも父と兄は話をさせてくれず、教会に戻って主を信じろと言うばかり。もう無駄だと思った。神への信仰を家族に何度も邪魔されたけど、わたしは子どものころから両親と兄に愛され、大事にされてきた。そんな家族に叱られ、包囲されてる。とても耐えられない。信仰するのがこんなに難しいのはなぜ?次にどんな邪魔をされるんだろう?どうすればいいの?すると、この御言葉が突然浮かんだんです。「この段階の働きにおいては、極限の信仰と愛がわたしたちに求められている。些細な不注意から躓くこともあるだろう。と言うのも、この段階の働きは過去のいかなる働きとも異なるからである。神が完全にしているのは人類の信仰であり、それは見ることも触れることもできない。神が行なっているのは、言葉を信仰、愛、そしていのちに変換することである。人々は数百回の精錬に耐えてヨブよりも大きな信仰を得る段階に達しなければならない。神から離れず、信じ難い苦難と、あらゆる種類の責め苦に耐えなければならないのだ。それらの人たちが死ぬまで従順であり、神への大きな信仰を持ったとき、この段階の神の働きは完了する(『神の出現と働き』「道……(8)」〔『言葉』第1巻〕)。御言葉のおかげでわかった。わたしは家族に包囲されてるけど、それは神がお許しになったこと。真理と見抜く力を備え、信仰を完成させられるように。わたしは何度も家族に信仰を阻まれ、つらく弱気になったけど、神はわたしから離れず、御言葉でわたしを導き、家族の妨害を前にしっかり立てるようにしてくださった。おかげで真理が多少わかり、牧師たちが神に逆らう本質と、サタンの陰険な意図を見抜いて、神への信仰が膨らんだんです。神の働きはまさに賢く実践的。今後どんな困難に遭っても、心配する必要はない。心から神にすがれば、きっと導いてくださる。そう考えてますます神に従おうと思いました。

ある日、父がわたしの部屋を激しくノックし、扉を開けると母が泣きながらこう言うんです。「ねえ、どうか全能神への信仰をやめて。牧師さんの言うことを聞いて、教会で主を信じてもいいじゃない」。それを見て怒りと悲しさを感じました。母は全能神の表わす真理を前に、求めようとも受け入れようともしていない。牧師の話を鵜呑みにし、その言葉を真理と受けとめ、終わりの日の神の救いを拒み、全力でわたしの信仰を邪魔してる。母は真に神を信じる人じゃなく、人間に付き従ってる。終わりの日、全能神が表わす真理こそ、ありとあらゆる人を暴き出し、麦と毒麦のように、真の信者と偽信者が選り分けられる。わたしたちは家族だけど、真理への態度が違うから、別の道を歩んでる。母が終わりの日の神の働きを受け入れないなら、歩む道が違ってるんです。今こそ地に足をつけ、感情に支配されず、神にすがって証しに立たないと。そこで心を落ち着け、母に言いました。「わたしたち信者は、主の到来を心待ちにしてるでしょう?いま主が戻られ、神による終わりの日の裁きの働きが始まった。だからそれをきちんと調べ、牧師の話を鵜呑みにしないでほしいの。終わりの日の神の救いを失えば、救いの機会が消えてしまうわ」。母はしばらく黙ったけど、父が腹を立てて言ったんです。「一つ聞くが、全能神への信仰をやめるつもりはあるのか?」父を見てきっぱり答えました。「ないわ」と。そう答えると、安らぎと落ち着きを感じました。やっと態度をはっきり示せた。父はさらに怒り、深刻な口調で言いました。「お前はもう手に負えない。好きにしていいが、後悔するんじゃないぞ」。父の言葉で気づきました。わたしはもう大人なんだから、今こそ自分の人生を自分で決めるべき。終わりの日の神の働きを受け入れ、神の足跡に従ってるんだから、ためらわずに自分の道を歩まないと。

その後は、両親に信仰を邪魔されなくなりました。家族の妨害で、識別力と真理を身につけ、神の全能と知恵を実感し、サタンは卑劣で邪悪だとわかって、神こそわたしの支えだと感じました。真理をしっかり追い求め、最後まで神に従います!

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