第八十一章

邪悪で淫らなこの古い時代よ。わたしはあなたを呑み込もう。シオンの山よ。わたしを称えるために起き上がりなさい。わたしの経営計画の完成のために、わたしの偉大な働きを成功裏に成し遂げるために、立ち上がって歓呼しようとしないのは誰か。立ち上がって、止むことなく喜んで跳び上がろうとしない者は誰か。彼らはわたしの手によって死ぬだろう。わたしは、ほんの少しの憐みも慈愛もなく、すべての者の上に義を行い、感情を一切見せずにそうする。万民よ。立ち上がってわたしを讃美し、わたしに栄光を与えよ。すべての終わりなき栄光は、とこしえからとこしえまでも、わたし故に存在し、わたしによって確立された。自分のために栄光を得ようとするのは誰か。わたしの栄光を物のように扱う者は誰か。彼らはわたしの手によって殺されるだろう。ああ、残酷な人間たちよ。わたしがあなたがたを創造し、あなたがたのために施し、またあなたがたを今日へと導いてきたのに、あなたがたはわたしのことを少しも知っておらず、わたしを全く愛していない。どうしてあなたがたに再び憐みを示すことができようか。どうしてあなたがたを救うことができようか。わたしはあなたがたをわたしの憤りによってしか扱うことができない。わたしは、滅びによって、そして永遠の懲罰によってあなたがたに報いる。これこそが義であり、こうするしか道はない。

わたしの国は堅固で不動である。それは決して崩壊しない。永遠に至るまで存在する。わたしの子ら、わたしの長子たち、そしてわたしの民は、わたしと共に永遠に祝福を享受する。霊的なことを理解せず、聖霊から啓示を授けられない者は、わたしの国から遅かれ早かれ切り離される。彼らは自らの意志で去るのではなく、わたしの鉄の鞭の支配とわたしの威厳によって無理やり追い出され、さらには、わたしの足によって蹴り出されるだろう。以前、しばらくの間(つまり生まれて以来)悪霊に憑かれてきた者はみな、今暴かれる。わたしはあなたを放り出す。あなたはわたしが言ったことをまだ覚えているか。わたし──聖なる汚れなき神──は、汚く穢れた神殿には住まない。悪霊に憑かれた者たちはこれを自分で知っているので、わたしがはっきり説明する必要はない。わたしはあなたを予め定めなかった。あなたは古いサタンであるが、あなたはわたしの国に侵入しようとするのだ。絶対だめだ。わたしはあなたに告げる。今日あなたにそれをまったくはっきりさせよう。わたしが人類創造の時に選んだ者たちに、わたしは、わたしの資質とわたしの性質を染み込ませた。それゆえ、今日彼らはわたしだけに忠実であり、教会のために重荷を負うことができ、喜んでわたしのために自分自身を費やし、自身の存在全体をわたしに捧げる。わたしが選んでいない者たちは、それゆえ、ある程度サタンによって堕落させられており、わたしの資質もわたしの性質もまったく持っていない。あなたがたは、わたしの言葉は矛盾していると思っているが、「あなたがたはわたしによって予め定められ選ばれているが、あなたがたは自分の行動の結果を負うのだ」という言葉はすべてサタンを指している。ここでわたしは一つの点について説明する。今日、立ち上がって、教会の権威を担うことができる者は、教会を牧会し、わたしの重荷に配慮し、特別な機能を果たしている─―これらの者たちの中に、キリストに奉仕している者は一人としていない。彼らはみな、わたしが予め定め、選んだ者たちなのだ。わたしは、あなたがたが心配し過ぎず、自分のいのちの成長を遅らせないように、これをあなたがたに告げる。何人の者が長子の地位を勝ち取ることができるだろうか。これは卒業証書を与えられるのと同じくらい簡単なことだろうか。あり得ない。わたしがあなたがたを完全にすることがなければ、あなたがたはずっと前にサタンによってある程度まで堕落させられていたことだろう。だからこそ、わたしはわたしに忠実な者を常に世話して守り、彼らを害や苦しみから保護すると、わたしは繰り返し強調してきた。わたしが予め定めていない者たちは悪霊に憑かれている者である。彼らは無感覚で鈍く、霊的に滞っており、教会を牧会できない者(つまり、熱意は持っているが、ビジョンに関しては不明瞭である者)である。あなたはわたしの視界から速やかに除去されなければならない。わたしがあなたを見て嫌悪を抱き、怒らないよう、なるべく早くそうしたほうが良い。あなたがすぐに去るなら、受ける刑罰は軽くなる――しかし長くかかるほど、刑罰はより厳しくなるだろう。分かったか。恥知らずに振る舞うのをやめなさい。あなたは自堕落で抑制がなく、何も考えず不注意で、自分がどんなクズであるかをまったく知らない。あなたは盲目である。

わたしの国で権力を持つ者たちは皆わたしが慎重に選んで、繰り返し試験を受けた。誰も彼らを打ち負かすことはできない。わたしは彼らに力を与えたので、決して倒れたり迷ったりはしない。彼らはわたしの承認を得た。この日以来、偽善者たちは真相を現す。そして、彼らは、あらゆる種類の恥ずべきことを行えるが、最終的には、サタンを懲らしめ焼き尽くす、わたしの手から逃れることはない。わたしの神殿は聖なるもの、けがれのないものとなる。そのすべてがわたしの証しであり、わたしの現れであり、わたしの名の栄光である。わたしの神殿はわたしの永遠の住まいであり、わたしの永遠の愛の対象である。わたしはしばしば愛の手でそれを愛撫し、愛の言葉でそれに慰めをもたらし、愛の目でそれを気遣い、愛の胸にそれを抱きしめるので、それは悪い者たちの罠に陥ることも、サタンによって欺かれることもない。今日、わたしのために奉仕するが救われていない者たちは、最後にわたしによって用いられる。どうしてわたしは急いでこれらのものをわたしの国から追い出すのか。なぜわたしは、彼らをわたしの目の前から追い出さなければならないのか。わたしは彼らをわたしの骨の髄まで憎む。なぜわたしは彼らを救わないのか。なぜわたしは彼らをそこまで忌み嫌うのか。なぜわたしは彼らを打ち殺さなければならないのか。なぜわたしは彼らを滅ぼさなければならないのか。(その灰も含め、彼らの片鱗さえも、わたしの目の前に残ることはできない)それはなぜか。赤い大きな竜、古い蛇、そして古いサタンでさえ、わたしの国で労せず施しを得ようとしている。これ以上幻想を抱いてはならない。それらはすべて無に帰し、灰となるだろう。

わたしはこの時代を滅ぼし、それをわたしの国に変え、とこしえまでも、わたしが愛する人々と共に生きて享受する。それらのけがれたものは、自分がわたしの国にとどまることができると思い込んではならない。あなたは濁った水の中で魚が捕れると思っているのか。そのような幻想など忘れなさい。あなたは、わたしの目がすべてを見ていることを知らない。あなたは、すべてがわたしの手によって定められていることを知らない。自分は高く評価されているなどと思ってはならない。あなたがたの一人ひとりは、自分に適切な位置につかなければならない。謙っている振りをしてはならない(祝福されている者たちを指している)。あるいは、震えて恐れている振りをしてはならない(災いに苦しんでいる者たちを指している)。今こそ、すべての人が自ら心の中で知るべきである。わたしがあなたを名前で呼ばなくても、あなたはなおも確信すべきである。わたしは個々の人にわたしの言葉を向けたからだ。あなたがたがわたしに選ばれた者かどうかにかかわらず、わたしの言葉は、あなたがたの現在の状態のすべてに向けられている。つまり、もしあなたがたがわたしに選ばれた者たちの中に含まれるなら、わたしは、あなたがたが自分をどう表してきたかに基づいて、わたしが選んだ者の状態を述べる。わたしに選ばれていない者についても、わたしは彼らの状態に応じて話す。したがって、わたしの言葉は特定の点まで話された。あなたがた一人ひとりがそれをよく感じ取るべきである。自分を欺いてはならない。恐れてはならない。その人々の数は、ごくわずかな人数に限られているので、欺瞞はうまくいかない。選ばれているとわたしが言う者は、誰であれ選ばれており、どれほど振りをするのが得意だとしても、わたしの資質がなければ、あなたは失敗するだろう。わたしは自分の言葉を守るので、自分の計画をいい加減に混乱させたりはしない。わたしは自分がやりたいことは何でもする。なぜなら、わたしが為すことはすべて正しいからである。わたしは至高の存在であり、唯一無二の存在なのだ。あなたはこれについて、はっきりしているか。あなたは理解しているのか。

さて、わたしの言葉を読んだ後、悪を行う者、よこしまで不実な者たちもまた懸命に働いており、前進することを求め、自分で努力している。彼らはわたしの国に忍び込むために、ただ小さな代価だけを払うつもりである。そのような考えは捨てなければならない。(わたしは彼らに悔い改める機会を与えなかったので、これらの人々には希望がない)わたしはわたしの国の門を守る。あなたは、人々が自分の思い通りにわたしの国に入ることができると思うのか。あなたは、わたしの国がどんながらくたでも受け入れると思うのか。わたしの国が価値の無いどんなゴミでも受け取ると思うのか。あなたは間違っている。今日、神の国にいる者たちは、わたしと共に王としての力を持っている人たちである。わたしは彼らを慎重に育てた。これは、ただ欲することだけで達成できることではない――あなたはわたしの承認を得なければならないのだ。さらに、これは誰とでも議論できることではなく、わたし自身が采配することである。わたしが言うことは何でも通るのだ。わたしの奥義は、わたしが愛する者たちに明らかにされる。悪を行う者――すなわち、わたしが選ばなかった者――には、それを受ける資格はない。たとえそれらの奥義を耳にしたところで、彼らは理解しないだろう。なぜなら、サタンは彼らの目を覆い、彼らの心を虜にし、彼らの全存在を滅ぼしたからである。なぜ、わたしの行動は驚くべきもので、知恵があり、わたしはあらゆるものを動員してわたしに奉仕させるということが言われているのか。わたしは、わたしによって予め定められておらず、選ばれていない者たちを、サタンに引き渡して、サタンが彼らを懲罰し、堕落させるようにする。そして彼らを懲罰するにあたり、わたしは自ら手を下さない。わたしにはこのような知恵がある。誰がこのようなことを思いつくだろうか。まったく何の努力もなく、わたしの偉大な働きは成し遂げられたではないか。

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