『言葉は肉において現れる』は神の発言集だとなぜ言うのか

2020年8月26日

聖書を見ると、神の霊が直接語った言葉であれ、預言者を通して伝えられたものであれ、主イエスの姿において受肉した神が語ったものであれ、すべて神の発言であることが誰にでもわかります。人は神の言葉にその権威と力を感じ、言葉がすべて真理だと感じ取ることができます。それは否定することはできません。神の言葉をたびたび読んでいる人はみな、そこに神の権威、全能性、知恵の表現だけでなく、神の義なる性質の発現を見ることができます。このように、神の身分と地位はその言葉に明確に反映されているのです。『言葉は肉において現れる』は、二度目の受肉の神が表わした言葉を集めたものです。この言葉は、神が恵みの時代における人類の贖いの働きを完了し、神の家を皮切りに終わりの日における裁きの働きを正式に開始した後に発せられました。神が終わりの日の全人類に向けて語った言葉です。その中で全能神は、神の六千年に及ぶ経営(救いの)計画の奥義、三段階の働きの目的と意義、受肉の奥義、終わりの日の裁きの奥義、人類の結末と終着点の奥義を明らかにしています。さらに、サタンによる人類の堕落の本質と真相を露わにし、真理を実践しいのちの性質の変化を成し遂げるための道などを示しています。これはヨハネの黙示録の次の預言を成就させています。「耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい(ヨハネの黙示録 2:7)。「わたしはまた、御座にいますかたの右の手に、巻物があるのを見た。その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。また、ひとりの強い御使が、大声で、『その巻物を開き、封印をとくのにふさわしい者は、だれか』と呼ばわっているのを見た。しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開いて、それを見ることのできる者は、ひとりもいなかった。巻物を開いてそれを見るのにふさわしい者が見当らないので、わたしは激しく泣いていた。すると、長老のひとりがわたしに言った、『泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる』(ヨハネの黙示録 5:1-5)。全能神の言葉は、ヨハネの黙示録の預言を完全に成就させています。神自身の経営計画の奥義を明らかにできるのは神だけであり、神だけが創造主としての身分において全人類に語りかけ、人類の堕落を裁いて明らかにし、さまざまな種類ごとの人の結末と終着点を定めることができます。全能神の発言には権威と力があり、一つ一つの言葉が、神が所有するものと神の存在そのものを表しています。そのため、全能神が表した『言葉は肉において現れる』は、神が終わりの日に全人類に向けて語った言葉と聖霊が諸教会に向けて語った言葉を集めたものだと断言できるのです。

神が受肉して語るたび、いつも人間を戒め強い要求を出す言葉、堕落した人間を裁き、罰し、暴く言葉、人間に約束する言葉などを発します。神の言葉はすべて真理、道、いのちの表現であり、神のいのちの本質を明らかにするものであり、神の性質および神が所有するものと神の存在そのものを表しています。それは主イエスが降臨して働いたときに、多くの言葉を表したのと似ています。たとえば次のような言葉があります。「悔い改めよ、天国は近づいた(マタイによる福音書 4:17)。「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。これがいちばん大切な、第一のいましめである。第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている(マタイによる福音書 22:37-40)。「偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、天国を閉ざして人々をはいらせない。自分もはいらないし、はいろうとする人をはいらせもしない(マタイによる福音書 23:13)。主イエスの言葉には、神の人間への要求のほか、人間への裁きの言葉が含まれています。この言葉はすべて、神が創造主としての身分において人間に語ったものであり、主イエスが語った言葉からは、神の言葉が真理であること、権威と力に満ちていること、神の身分と地位を完全に表していることがわかります。全能神が語った言葉は主イエスの言葉と同じであり、すべて受肉した神が人類に語ったもので、神の性質と聖い本質を表しており、神の身分と地位を完全に明らかにしています。全能神は神の六千年に及ぶ経営計画に関する奥義だけでなく、全人類の堕落の本質と根源も明らかにしており、さらに人が気づいてもいない心や精神の堕落までもさらけだしています。こうした言葉を読むと、人はそれを心から受け入れます。同時に全能神の言葉は、サタンの闇の影響を振り捨てて清められ救いを得るための道も示しており、どのように正直な人になり、どのように神を愛し従い、どのように神を畏れ悪を避け、どのように神に仕え、どのように正常な人間性を生きるべきかといった、人が信仰において実践し入っていくべきすべての真理を伝えています。終わりの日において全能神が表した真理のさまざまな側面は、主イエスの次の預言を満たすと同時に成就させています。「わたしには、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、あなたがたは今はそれに堪えられない。けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう(ヨハネによる福音書 16:12-13)。創造主の他に、誰が全人類に向けて語ることができるでしょうか。誰が直接神の旨を表し、人類に強く要求することができるでしょうか。神をおいて誰に堕落した人類の真相と本質が見えるでしょうか。誰が人の心の奥深くに隠されたサタン的な性質をさらけ出せるでしょうか。誰が終わりの日に神の裁きの働きを成し遂げ、人をサタンの影響から完全に救うことができるでしょうか。どんな有名人も偉人も、知識人も神学者も、真理を表したり全人類に語りかけたりすることはできず、ましてや人の堕落した本質を見抜いたり、人をサタンの支配から救ったりはできません。そのような権威と力は創造主にしかありません。全能神の言葉は神に固有の権威と力の完璧な発現であり、神の身分と本質の現れです。そのため全能神の言葉は神と聖霊の言葉なのです。これには疑いの余地はありません。

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