353 神と融和している証拠はどこに
1 あなたがたはひどく傲慢で、ひどく貪欲でひどくいい加減だ。あなたがたがわたしをばかにする手口は、とても狡猾で、愚かな意図や愚かしい手段をいろいろもっている。あなたがたの忠誠はごくわずかでしかなく、あなたがたの誠意はあまりに薄く、あなたがたの良心は、さらに乏しい。あなたがたの心にはあまりに多くの悪意があって、誰もあなたがたの悪意から逃れられない。わたしでさえ。あなたがたは、自分の子ども、夫、あるいは自己保存のためにわたしを締め出す。わたしのことを気にする代わりに、あなたがたは自分の家族、子供、地位、将来、自分の欲求充足を気にかけている。
2 あなたがたは、話し行動しながらわたしのことを考えたことがいつあったであろうか。寒いとき、あなたがたは自分の子供、夫、妻、あるいは親のことを思う。暑いときもまた、わたしはあなたがたの思いの内に入っていない。務めを果たしている時、あなたは、自分の利益、自分の身の安全、自分の家族のことを考えている。あなたがわたしのために何をしたことがあるというのか。あなたは、いつ、わたしのことを考えたのか。あなたは、わたしとわたしの働きのために惜しむことなく身を捧げたことがいつあったであろうか。あなたがわたしの味方である証拠はどこにあるのか。あなたのわたしへの忠誠はどこに実在しているのか。あなたのわたしへの従順さはどこに実在しているのか。あなたの意図が、わたしから祝福を受けるためではなかったことがいつあったであろうか。
3 あなたがたはわたしをだまし、欺き、真理を弄び、真理の存在を隠し、真理の本質を裏切る。あなたがたはわたしに敵対している。それでは、あなたがたの未来には何が待っているのか。あなたがたはただ、漠然とした神の心にかなおうとして、単に漠然とした信仰を追究しているが、あなたがたはキリストと融和しない。あなたがたの悪事は、邪悪な者たちが当然受けるものと同じ報復を受けるのではないか。しかしながら、キリストと融和する者は別である。その人たちは、まことに多くを失い、多くの苦難を経てきたが、わたしが人間に与える嗣業をみな受けるであろう。あなたがたは最後には、わたしだけが義なる神であり、わたしだけが人間を美しい終着点に導けるということを理解するであろう。
『神の出現と働き』「あなたはキリストと相容れる道を探さなければならない」(『言葉』第1巻)より編集