104 神のものとされた人々は永遠の祝福を楽しむ
1 わたしの働きは六千年しか続かない。そしてわたしは、悪い者による全人類の支配もまた六千年より長くは続かないと約束した。それゆえもうその時は来ている。わたしはこれ以上続けたり遅らせたりはしない。終わりの日に、わたしはサタンを打ち負かし、わたしの栄光をすべて取り戻し、わたしに属する地上のすべての魂を取り戻して、これらの苦悩する魂が苦しみの海から逃れられるようにする。これにより地上におけるわたしの働きがすべて完了するのである。これより後、わたしは地上で再び受肉することは決してなく、すべてを支配するわたしの霊が地上で働くことは二度とない。わたしが地上で行うのはただひとつ、わたしは人類を、聖なる人類に造り直す。それは地上におけるわたしの忠実な都である。
2 しかし、わたしは世界全体を滅ぼしたり、人類すべてを滅ぼしたりはしないことを知るべきである。わたしはその人類の残りの三分の一、わたしを愛し、完全にわたしに征服された人類の三分の一を保ち、イスラエル人が律法の下でそうであったように、この三分の一を、多くの羊と家畜、そして地のすべての豊かさにより育み、繁栄させる。この人類はわたしのもとに永遠にとどまるであろう。ただし、それは現在のどうしようもなく汚れた人類ではなく、わたしに得られたすべての人々の群としての人類である。このような人類はサタンにより破壊され、混乱させられ、包囲攻撃されることはなく、わたしがサタンに勝利した後も地上に存在する唯一の人類となる。それは今日わたしに征服され、わたしの約束を得た人類である。
3 それゆえ、終わりの日に征服された人類は、残され永遠に続くわたしの恵みを受ける人類でもある。これはサタンに対するわたしの勝利の唯一の証拠であり、サタンとの戦いの唯一の戦利品である。これらの戦利品はサタンの支配下からわたしにより救われたのであり、わたしの六千年にわたる経営計画の唯一の結晶であり実りである。彼らはあらゆる国家と教派から、また全宇宙のあらゆる場所と国から来る。彼らはさまざまな民族、さまざまな言語、風習、肌の色の者であり、地球のあらゆる国家と教派、そして世界の隅々にまで広がっている。最終的に、彼らは完全な人類、サタンの勢力が及ばない人間の集団を形成するために集まって来る。
『神の出現と働き』「血肉に属する者は誰も怒りの日から逃れられない」(『言葉』第1巻)より編集