人は断じて心を神に捧げていない
神に心の中を見せても
神に服従し 運命と存在を
神の支配に委ねたわけではない
神に誓いを立てようと
宣言しようと
神に支配させてない心は
神から見れば閉ざされている
神を信じても
心に神はなく
神を愛したいと思わず
愛し方も知らない
心は神から遠く
神を避けているから
人の心は神から遠い
あなたは神に心を捧げず
ただ神が喜ぶことを言うだけ
様々な偽りの意図や陰謀や計略を神から隠し
自分の将来を握りしめ
神に奪われるのを恐れている
だから神は人の誠実さを見ない
神を信じても
心に神はなく
神を愛したいと思わず
愛し方も知らない
心は神から遠く
神を避けているから
人の心は神から遠い
神は人の心の奥を見て
考えも望みも隠されていることも分かるが
人の心は神に属しておらず
神は見るだけで支配する権利はない
人は主観的意識の中で
自分を神に委ねたくないのだ
神に心を閉ざすだけでなく
心を隠し
甘言やへつらいで神をごまかし
信頼されようとする者さえいる
神から自分の素顔を隠す
これが神から見た人の心
神を信じても
心に神はなく
神を愛したいと思わず
愛し方も知らない
心は神から遠く
神を避けているから
人の心は神から遠い
『言葉は肉において現れる』の「神の働き、神の性質、そして神自身 2」より編集