第八十八章

わたしの働きの速度がどの程度速まっているか、人々には想像できない。これは起こった奇跡であり、人には理解しがたいのだ。この世界を創造して以来、わたしの働きの速度は維持されており、働きが止まったことは一度もない。全宇宙は日ごとに変化しており、人々も着実に変化を続けている。これはすべてわたしの働きの一部であり、すべてわたしの計画の一部であり、さらにわたしの経営(救い)に属しているが、人は誰もこうしたことを知らず理解もしない。わたし自身があなたがたに語るとき、わたしがあなたがたと面と向かって交わるとき、あなたがたはそのときだけわずかばかり知ることがあるが、そうでなければわたしの経営(救いの)計画の青写真を少しでも理解できる者は誰一人としていない。それがわたしの偉大な力であり、さらにわたしの驚異的な行為であり、誰もそれを変えることはできない。したがって今日わたしが言うことはその通りに実現し、それを変えることはできない。人間の観念の中には、わたしに関する認識は微塵もなく、そこにあるのは無意味な雑談だけだ。もう十分だとか、満足だなどと考えてはいけない。言っておくが、まだ先は長いのだ。わたしの経営(救いの)計画全体の中で、あなたがたが知っていることはわずかなのだから、わたしが言うことに耳を傾け、わたしが命じることは何でもしなければならない。すべてにおいてわたしの望む通りに行動しなさい。そうすれば必ずわたしの祝福を得るだろう。信じる者は誰でも受け取ることができるが、信じない者は誰でも、想像していた「無」が自らの中に実現されるだろう。これがわたしの義であり、さらにわたしの威厳、怒り、そして刑罰である。わたしは誰の思いも行為も、一つとして見逃すことはない。

わたしの言葉を聞いて、ほとんどの人は当惑して顔をしかめ、恐れに震える。わたしは実際、あなたを誤解しているのだろうか。もしかしてあなたは、赤い大きな竜の子供ではないのだろうか。あなたは善良なふりさえしている。そして、わたしの長子のふりさえしている。わたしが盲目だとでも思っているのか。人々を見分けることができないとでも思っているのか。わたしは人々の心の奥底を探る神なのだ。これはわたしがわたしの子らに言うことであり、あなたがた、赤い大きな竜の子らにも言うことだ。わたしはすべてをはっきりと見ており、少しの間違いも犯さない。わたしが自らの行動を知らないことなどあろうか。自分の行動はこれ以上もなくはっきりと知っている。なぜわたしは自分が神自身であり、宇宙と万物の創造主であると言うのか。なぜ自分が人々の心の奥底を探る神だと言うのか。わたしは一人一人の状況を十分に理解している。わたしが何をするべきか、何を言うべきか知らないと思っているのか。それはあなたがたが気にするべきことではない。わたしの手によって殺されないように気をつけなさい、さもないと損失を被るだろう。わたしの行政命令は寛大ではない。わかるだろうか。上述のすべては、わたしの行政命令の一部である。これをあなたがたに語った日以降は、もしさらなる違反があれば、当然の報いがあるだろう。以前あなたがたは理解していなかったからだ。

今、わたしはあなたがたに行政命令を公布する(これは公布したその日から有効であり、人々に応じてそれぞれの刑罰を割り当てる)。

わたしは約束を守り、すべてはわたしの手の中にある。疑う者は誰でも必ず殺される。考慮の余地はない。彼らはただちに根絶やしにされ、わたしの心からは嫌悪が取り除かれる。(これ以降、殺されるものは決してわたしの国に属する者ではなく、サタンの子孫に違いないことが確定する。)

あなたがたは長子として自分の立場を守り、自分の本分をしっかりと尽くし、他人のことに首を突っ込んではならない。あなたがたはわたしの経営(救いの)計画のために身を捧げ、行く先々でわたしをよく証しし、わたしの名を賛美しなければならない。恥ずべき行いはせず、わたしの子らやわたしの民すべての模範となりなさい。一瞬たりとも慎みをなくしてはならない。誰の前にも常に長子という身分で現れ、卑屈な態度をせず、胸を張って堂々と歩かなければならない。あなたがたにはわたしの名前を賛美し、それを汚さないよう求める。長子たちはそれぞれ自分の役割を持っており、何でもしてよいわけではない。これはわたしがあなたがたに与えた責任であり、それを逃れてはならない。あなたがたはわたしが委ねたことを全身全霊で、全力を用いて果たすことに専念しなければならない。

この日から長子たちには、世界中の至る所でわたしの子らとわたしの民をすべて牧養するという本分が委ねられる。それを全身全霊で遂行できない者は、誰であろうとわたしが罰するだろう。これはわたしの義である。わたしは長子たちでさえ、大目に見ることも容赦することもない。

わたしの子らかわたしの民の中に、わたしの長子の誰かを馬鹿にしたり侮辱したりする者がいれば、わたしはその者を厳しく罰するだろう。わたしの長子たちはわたし自身を表しており、誰かが彼らに対してすることは、わたしに対してすることでもあるからだ。これはわたしの行政命令の中でもっとも厳しいものである。わたしの子らや民の中にこの命令に背く者がいれば、わたしは長子たちに、わたしの義を思うさま実践させる。

わたしを軽薄に扱い、わたしの食べ物や衣服や睡眠にだけ注目する者、わたしの外面的事柄だけに関心を向けてわたしの重荷を考慮しない者,自分自身の役目をきちんと果たすことに注意を払わない者を、わたしはみな着々と見捨てていく。これは聞く耳を持つ者すべてに向けられている。

わたしへの奉仕を終えた者はみな、素直に粛々と引き下がらねばならない。注意しなさい、さもないとわたしはあなたを懲らしめることになるだろう。(これは補足的な命令である。)

わたしの長子たちは今から鉄の棒を手に取り、わたしの権威を示す行動を始め、すべての国家や民族を統治し、すべての国家や民族の間を歩き、わたしの裁きと義と威厳をすべての国家や民族の中で遂行することになる。わたしの子らとわたしの民は止むことなくわたしを畏れ、褒め称え、わたしに喝采を送り、わたしを賛美する。わたしの経営(救いの)計画は完遂され、長子たちはわたしと共に支配することができるからである。

これはわたしの行政命令の一部である。これ以降、わたしは働きの進み具合に応じて、あなたがたに行政命令を告げる。この行政命令から、あなたがたはわたしが行う働きの速度と、その働きがどの段階に達したかがわかるだろう。これは確認である。

わたしはすでにサタンを裁いた。わたしの旨が妨げられることはなく、わたしの長子たちがわたしと共に栄光を得たため、わたしはこの世とサタンに属するすべてのものに対し、わたしの義と威厳をすでに行使した。わたしはサタンには何の労力も払わず、目を留めもしない(サタンはわたしと話をするにも値しないからだ)。わたしは自分のしたいことをし続けるだけだ。わたしの働きは一歩ずつ順調に進展し、わたしの旨は地上のどこでも妨げられない。このことはサタンをある程度恥じ入らせ、サタンは完全に滅ぼされたが、それ自体でわたしの旨が成就されたわけではない。わたしは長子たちにも、わたしの行政命令を彼らに対して実行させる。わたしがサタンに見せるものは、一方では奴に対する怒りだが、他方ではわたしの栄光も目にさせる(つまり、わたしの長子たちをサタンの屈辱のもっとも顕著な証人として見せつける)。わたしはサタンを直接罰することはなく、長子たちにわたしの義と威厳を遂行させる。サタンは以前わたしの子らを虐待し、迫害し、抑圧したので、今日サタンの奉仕が終わった後、わたしは成熟した長子たちにサタンを懲らしめることを許す。サタンは崩壊に対して無力であった。世界中のあらゆる国家が麻痺していることがそのもっともよい証拠であり、戦っている人々や交戦中の国々は、サタンの王国が崩壊したことを明らかに示している。わたしが過去にいかなるしるしも不思議も示さなかったのは、徐々にサタンを辱め、わたしの名前を賛美させるためだった。サタンに完全にとどめを刺したとき、わたしは自分の力を示し始める。わたしの言うことは実現し、人間の観念と一致しない超自然的なことが成就するだろう(これはまもなくやって来る祝福のことだ)。わたしは実際の神自身であり何の規則もなく、経営(救いの)計画の変化に応じて語っているため、わたしが過去に言ったことは必ずしも現在に当てはまるとは限らない。自分の観念に固執するのはやめなさい。わたしは規則に従う神ではなく、わたしにとってはすべてが自由で、超越的で、完全に解放されている。昨日語られたことは今日はもう古臭いかもしれず、あるいは今日は捨て去られるかもしれない(しかしわたしの行政命令は公布されて以来決して変わることはない)。これらがわたしの経営(救いの)計画の段階である。規則に固執してはいけない。毎日新しい光と新しい啓示があり、それがわたしの計画なのだ。毎日、わたしの光があなたの中にあらわされ、そしてわたしの声が全宇宙に発せられるだろう。わかるだろうか。これがあなたの本分であり、わたしがあなたに委ねた責任である。あなたはそれを一瞬たりとも怠ってはならない。わたしは最後まで、わたしが認める人々を使う。このことは決して変わらない。わたしは全能の神なので、どの種類の人がどんなことをするべきか、どの種類の人にどんなことができるかを知っている。これがわたしの全能性である。

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