日々の神の御言葉: 人類の堕落を暴く | 抜粋 320

2020年7月3日

わたしは他人に対して疑いを持っていない人を高く評価し、真理を容易に受け入れる人を好んでいる。わたしはこれらの2つの種類の人間を大切にする。わたしの目には誠実な者たちだからだ。あなたが非常に偽りに満ちているならば、あなたはすべての事柄およびすべての人に関して疑いを持つ、器の小さい心と思考を持っているであろう。このため、あなたのわたしに対する信仰は疑念の基礎に基づいている。わたしはそのような信仰は決して認めていない。本当の信仰がなければ、あなたは本当の愛からはほど遠い。そして意のままに神を疑い、推測するようであれば、間違いなくあなたは最も偽りに満ちた人である。あなたは、神が人のようであり得るかどうかを推測する―許し難く罪深いか、器が小さいか、公平性と合理性に欠けるか、正義の感覚に欠けるか、悪意があるか、陰険か、狡猾さに満ちているか、悪と闇を喜んで受け入れるか、等々。そのような考えを持つのは、神に関する認識を少しも持っていないからではないか。そのような信仰は罪に他ならない。さらに、わたしに取り入る者やこびへつらう者だけをわたしが喜び、そうすることを知らない者たちは歓迎されず、神の家では居場所がなくなると信じている者さえいる。これが長年にかけてあなた方が得た認識というものか。これがあなた方が得たものか。このような誤解だけなどではない。神の霊への冒とくや天に対する悪口、それらがあなた方のわたしに対する見識だ。だからわたしは、あなた方の信仰はあなた方をわたしから遠ざけ、わたしに強く反発させるだけだと言うのだ。何年もの働きの間、あなた方は多くの真理を見てきたが、わたしの耳に何が聞こえたのか分かるだろうか。あなた方の中で真理を受け入れる意思がある人はどれくらいいるだろうか。あなた方は真理のためにはどんな代償でも払うと信じているが、真理のために本当に苦しんだ人はどれだけいるだろうか。あなた方の心の中にあるものはすべて不義であるため、誰でもみな狡猾でねじ曲がった者だと思い込んでいる。受肉した神でさえ、優しさや慈悲深い愛などない、普通の人間のようだと信じてさえいる。それだけではなく、高貴な人格と慈悲深く慈愛に富んだ本性は天国の神だけが持つと信じている。そして、あなた方はそのような聖者は存在せず、暗闇と悪によってのみこの世は統治されており、神は単に人が喜ばしく素晴らしいものへの希望をおいているものでしかなく、人工的に作り上げられた伝説的な存在でしかないと信じている。あなた方の心の中では、天の神は非常に公正で義であり、偉大で、人間が礼拝し崇拝するにふさわしい存在であるが、地上の神は、単に天の神の代役であり、天の神の道具に過ぎない。あなた方はこの神は天の神とは比べ物にならず、天の神と同等に語られるような方ではないと信じている。神の偉大さと誉れとなると、天の神の栄光に属し、人の本性と堕落となると、この地上の神に属するものとする。天の神は永遠に高尚であるが、地上の神は永遠に重要ではなく、弱く、無能となっている。天の神は感情に左右されず常に正しいが、地上の神はただ自分勝手な動機しか持たず、公平性や合理性を欠いていることになっている。天の神にはひとつも歪みがなく永遠に忠実であるが、地上の神は常に不正直な面を持つとなっている。天の神は人を深く愛するが、地上の神は人への配慮が不十分で完全に無視してさえいるとなっている。この誤った認識は、長い間あなた方の心の中にあり、これからも続くだろう。あなた方はキリストのすべての行いを不義の立場から見、キリストの全ての働きと地位と本質を邪悪な者の視点から判断しているのである。あなた方は重大な過ちを犯し、祖先が決して行わなかったことを行っているのである。つまり、あなた方は頭の上に王冠を付けている崇高な天の神のみに仕え、目に見えないほど取るに足らないと考えている神には見向きもしない。これはあなた方の罪ではないのか。これは神の性質に対する典型的な敵対ではないか。あなた方は天の神を大いに礼拝する。あなた方は崇高な人物を心から崇拝し、雄弁な人を尊敬する。あなた方は一握りの富を与える神には喜んで仕え、すべての欲望を満たす神を思い焦がれる。あなたが崇拝しない唯一の神は、高尚ではないこの神である。あなたの唯一の憎悪の対象は、誰も評価しないこの神に関わり合いを持つことである。あなたが唯一やりたくないこととは、一銭もくれないこの神に仕えることであり、この魅力のない神だけは、あなたに憧れを抱かせることができない。そのような神によっては、あなたの視野が広がって宝を発見したと感じるようなことはなく、ましてや望みを叶えることもない。ではなぜ彼に従うのか。この質問を考えたことはあるか。

あなたがしていることは、このキリストを怒らせるだけでなく、もっと重要なことに、天の神を怒らせることになる。これが神への信仰の目的ではないだろう。

『神の出現と働き』「どのように地上の神を知るか」(『言葉』第1巻)より

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