339  世界はあなたの安息の場なのか

1

神の御言葉の外で生き

試練の苦痛から逃げる人々は

風に飛ぶ枯葉のように

ただ世界を漂っている

彼らはあちらこちらと回り

休み場も御言葉の慰めもない

道端の物乞いに過ぎない

神の刑罰と精錬を免れつつも

天国の外でさまよう

あなたは世界が安息の場だと確信できるか

神の刑罰を避けてきたなら

この世界で安心して笑えるか

隠せぬ心の空虚さを

儚い喜びで埋められるのか

家族を騙せても

神を騙すことは決してできない


2

あなたの信仰は弱過ぎて

いのちによる喜びをまだ見ていない

神があなたに促しているのは

誠実になり人生の半分を神のために費やすことだ

それは平凡に生き

肉のために働き

人が負いきれないあらゆる苦痛に耐えるよりはよい

そんなに自分を愛し

神の刑罰から逃れて何になるのか

一時の刑罰を避けて

永遠の恥辱と刑罰を刈り取るなど

一体何になるのか

あなたは世界が安息の場だと確信できるか

神の刑罰を避けてきたなら

この世界で安心して笑えるか

隠せぬ心の空虚さを

儚い喜びで埋められるのか

家族を騙せても

神を騙すことは決してできない


『神の出現と働き』「本物の人とは何を意味するのか」(『言葉』第1巻)より編集

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