175  肉となった神に従う者だけが完全にされる

1  受肉した神が今日得ようと望む人々の集団は、神の旨にかなう者たちである。彼らはひたすら神の働きに従い、天なる神という考えに絶えず囚われるのをやめ、漠然とした状態で生きたり、受肉した神に困難をもたらしたりしなければそれでよい。受肉した神に従えるのは、その言葉を絶対的に聞き、その采配に従う者たちである。そうした人たちは天なる神が実際にはどのような存在か、天なる神が現在どのような働きを人間のあいだで行なっているかを一切気にせず、自身の心を地上の神へ完全に捧げ、自分の全存在をその前に置く。決して自らの安全を考慮せず、受肉した神の普通性や実際性に関して騒ぎ立てることも決してない。

2  受肉した神に従う者は、受肉した神によって完全にされることができる。天なる神を信じる者は、何も得ることがない。なぜなら、人々に約束と恵みを授けるのは、天なる神ではなく地上の神だからである。人は地上の神を単なる凡人と見なしつつ、天なる神を絶えず過大に見ていてはならない。それは不公平である。天なる神は偉大で素晴らしく、驚異的な知恵をもっているが、そんなものはまったく実在しない。地上の神は至って普通で取るに足らない存在であり、極めて平凡でもある。地上の神は非凡な精神をもたず、地を揺るがすような業を行なうこともない。至って普通に、かつ実際的に働きを行ない、話をする。地上の神は雷鳴を通じて語ったり、雨風を起こしたりはしないが、まことに天なる神の受肉であり、人間のもとで生活する神なのである。

『神の出現と働き』「神の実際性に絶対的に服従できる者は真に神を愛する者である」(『言葉』第1巻)より編集

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