357 誰も神の意志を理解しない
1
人の間で働いてきたが
十分の一も捧げられない
敬虔な者が捧げた1割は
悪い者に奪われる
皆、わたしから四散して
わたしを敵視していないか
どうしてあなた方の悪い行いを
大事なものと見なせよう?
わたしは無私に全てを与えたから
あなた方はたとえ苦しんでも
わたしが天から与える全てを得るが
あなた方は少しも捧げず
たとえ捧げても精算を求める
あなたが捧げたのは砂一粒
なのに大量の黄金を求める
ほとんど貢献していないのに
あなたは理不尽ではないか?
2
わたしの働きは実際誰のためか
わたしの権威を現すために
ただあなた方を打ち倒すためか
わたしの一言であなた方は生きられる
わたしはなぜ、言葉で教えるだけで
言葉を事実にして、人を殺さないのか
言葉と働きはただ人を倒すためか
潔白な人をむやみに殺すのか
今、何人が正しい道を求め
全存在をもってわたしの前に来るか
わたしの前でも心は遠く彷徨う
あなた方はわたしの業を知らないので
わたしから離れたがり
裁きなしの天国を求める
これは人が心から願うことではないか
わたしはもちろん強いてはいない
あなた方は自分で選んだ道を行く
今日の道には呪いと裁きがあるが
わたしがあなた方に授けるものは
裁きも刑罰も
危急の必要を満たし最良だと知れ
『神の出現と働き』「あなたがたは人格が卑しすぎる」(『言葉』第1巻)より編集