質問1.主イエスは約束された。「あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。」(ヨハネによる福音書 14:2-3)主は天に私達の場所を準備され、お見えになれば、すぐ天国に引き上げてくださる。主が、お見えになったなら、なぜ聖徒たちは、まだ地上にいるのです?

2019年4月1日

解答: 主が信者の場所を準備されたというのは、おっしゃる通りです。ただ、その場所が地上にあるのか、天にあるのかは、私達には分かりません。天国は天にあると考えがちですが、それは思い込みや想像で、真実かどうか分かりませんよね?主イエスは、こう言われました。「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。」(マタイによる福音書 6:9-10)主イエスが言われたのは、神の御国は天ではなく地上にあり、御心が天に行われる通り、地にも行われますように。ヨハネの黙示録第21章2節から3節を読みましょう。「また、聖なる都、新しいエルサレムが、……神のもとを出て、天から下って来るのを見た。……『見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして。』」ヨハネの黙示録第11章15節を。「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう。」この預言によると、「神の幕屋が人と共にあり」「新エルサレムが、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。」「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。」こうあるので、神は御国を地上に造り、人類と共に住まわれるのです。この世の国は全てキリストの国となり、永遠に続くのです。思い込みや想像で、神の御国が天にあり、主が戻られた時に天に引き上げられると信じるなら、主の預言は意味が無くなりませんか?神の人類を救う経営計画の最終目的は、地上に御国を建てることです。終わりの日のキリストである全能神は、地上に勝利者の一団を作るため、人類を裁き清める働きをされます。神から救われた者は、完全にされ、勝利者となり、地上で神の御言葉を実践し、神の道に従うことができる御国の民です。この一団の勝利者ができたら、神の御心が地上で実現し、キリストの御国が地上に作られ、神の御心は栄光に輝くのです。最後に、黙示録の預言が成就します。この事実が分かりませんか?主は私達にどのような場所を用意しているのでしょう?終わりの日に私達は産まれるよう定められ、主が戻られた時にお会いし、神の清めを受け、完全にされ、神の御心を実行する勝利者になり、地上の国はキリストの国になります。それが神の御心です。神は地上に現われるのに、私達は天を眺めています。もし神に空中に上げられたとしたら、食べ物も住む場所もなく、どうやって生きるのですか?思い込みと想像の産物でしょう?主はそのような事をされますか?本気でそう思うのは、子供っぽくて、頭に霧がかかっているようなものです!

『夢からの目覚め』の映画台本から

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回答:沢山の人が、主が再臨されたときに、信者を大空に持ち上げてお会いになると信じています。でもそれは主ではなく、パウロの言葉によるものです。私たちには、パウロの言葉が人間の考えなのか、聖霊の啓きから来たものなのか知るすべはありません。これは主イエスが再臨について言われたことです。…

いまのお話を聞いて、主がお見えになり天国に連れて行くという考えは思い込みと想像に過ぎないという事がわかりました。主の御言葉を裏切る行為でした。主の再来をどうやって待てば引き上げられるのでしょう。もう少し詳しく教えていただけますか?

回答:実は主イエスは私達を引き上げるとおっしゃっています。「あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである」(ヨハネによる福音書 14:2-3…

神様の御国は地上にあるのか、天にあるのかわかりません。主イエスは何度も「天の王国は近づいた!」「天の王国は来る」と言われました。この「天の王国」とは天にある国のことで地上に有り得ないでしょう?

「天」とは常に神を意味し、「天の国」とは神の御国のことです。ヨハネの黙示録にあります。「神の幕屋が人と共にあり」「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。」つまり神の御国は地に造られ、この地上の国は、最後に神の御国になるのです。

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