宗教界で真理と神に権力はあるか、あるいは反キリストたちとサタンに権力があるのか

2017年11月23日

参考聖書箇所

「偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、天国を閉ざして人々をはいらせない。自分もはいらないし、はいろうとする人をはいらせもしない。」(マタイによる福音書 23:13)

「それから、イエスは宮にはいられた。そして、宮の庭で売り買いしていた人々をみな追い出し、また両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえされた。そして彼らに言われた、『わたしの家は、祈の家ととなえらるべきである』と書いてある。それだのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている』。」(マタイによる福音書 21:12-13)

関連する神の言葉

各教派の指導者を見てみなさい。彼らはみな傲慢で、独善的で、聖書を背景から切り離し、自分自身の想像によって解釈します。彼らはみな才能と知識に頼って働きを行ないます。彼らが何も説教できなければ、人々は従うでしょうか。彼らにもやはりいくらか知識があるにはあるので、何らかの教義を説くことができたり、人を味方に引き入れたり策略を用いたりする方法を知っていします。彼らは人々を自分たちの前に連れてきて騙すためにそれらを利用します。名目上、人々は神を信じますが、実際には指導者に従っているのです。そうした人が真の道を説く人物に出会うと、「私たちの信仰について、指導者に相談しなければならない」と言う人がいます。彼らの信仰は人間を通さなければならないのです。これは問題ではありませんか。それで、これらの指導者はどうなりましたか。パリサイ人、偽の羊飼い、反キリスト、人々が真の道を受け入れるのを妨げる躓きの石となったのではありませんか。

『キリストの言葉の記録』の「真理の追求だけが神への真の信仰である」より

私たちは宗教界の多くの指導者に何度も福音を説いてきましたが、いかに真理を説教しようとも、彼らはそれを受け入れようとしません。なぜでしょうか。それは彼らの傲慢さが習性となり、心の中にもはや神がいないからです。「宗教界の何人かの牧師の指導下にある人たちは本当に生き生きとしている。中心に神を持っているようだ!」と言う人がいるかもしれません。こうした牧師の説教がいかに高尚であろうとも、彼らは神を知っているでしょうか。心の中で真に神を畏れているなら、人々を自分に従わせ、自分を賛美させるでしょうか。他人を独占するでしょうか。真理を探し求め、真の道を探究している人々に、あえて制限を課すでしょうか。神の羊が本当は自分たちのもので、自分たちに耳を傾けるべきだと信じているなら、彼ら自身が神として振る舞っているのではありませんか。このような人間はパリサイ人よりも悪い存在です。彼らは反キリストではありませんか。ゆえに、傲慢な本性は彼らを支配して、神を裏切る行動をさせることができるのです。

『キリストの言葉の記録』の「人間の傲慢な本性は神への反抗の根源」より

神の働きの目的を理解しない者は誰でも神に敵対する人々であり、神の働きの目的が分かっているのに神を満足させようとしない人々はなおさら敵対する。荘厳な教会で聖書を読む者たちは毎日聖書を暗唱するが、一人として神の働きの目的を理解しない。一人として神を知ることができない。さらに、一人として神の心と一致していない。彼らは皆価値のない、卑劣な人々だが、それぞれ神を教えるために高い地位に就いている。彼らは神の名をこれ見よがしに振りかざすが、故意に神に反抗している。彼らは自分たちを神を信じる者と呼びはするが、人の肉を食し、その血を飲んでいる者たちである。そのような人々は皆人の魂を貪り食う悪魔、正しい道に一歩踏み出そうとする人々を故意に混乱させる悪霊のかしら、神を探し求める人々の道を妨げる躓きの石である。彼らは「健全な肉体」の者たちであるが、彼らの信者たちはどうしたら彼らが人を神に敵対する方向へ導く反キリストであると知ることができるだろうか。どうしたら彼らが魂を好んで求めては貪り食う悪魔の権化であることを知ることができるだろうか。

『神の出現と働き』「神を知らない人はすべて神に反対する人である」(『言葉』第1巻)

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