性質の変化の特徴
性質の変化には一つの特徴がある。つまり、真理を受け入れ、真理と一致する正しい物事に従えることである。あなたに指摘するのが誰であろうと、つまりその人が若者だろうと老人だろうと、あなたと仲がよかろうと悪かろうと、真理と一致し、神の家の働きに有益な正しいことをその人が言う限り、あなたはそれを取り入れて受け入れることができ、他の要素には影響を受けない。これが第一の特徴である。もう一つの特徴として、問題に遭遇するたびに真理を求められることが挙げられる。誰にも理解できない新しい問題に遭遇した場合、あなたは真理を求め、その問題を真理の原則と一致させ、神の要求を満たすにはどうすべきかを知ることができる。
さらに別の特徴として、神の意志に気を配る能力を得るというものがある。本分を尽くす中で神から何を求められようと、あなたは神の求めに従って本分を尽くし、神に満足してもらうべく行動し、責任感と忠実さをもって振る舞うことができる。これらはすべて神の意志に気を配ることである。自分が行なっていることにおいて、どうしたら神の意志に気を配れるかわからなければ、それを達成して神に満足してもらうべく、探求しなければならない。これら三つの原則を実践に移し、それによって実際に生きる方法を判断でき、実践の道を見つけることができれば、あなた方は原則に基づいたやり方で物事を扱っていることになる。何に遭遇しようと、どんな問題に対処する必要があろうと、実践の原則を見つけられれば自然と真理を実践できるようになる。
『キリストの言葉の記録』の「真理を実行に移すことでのみ、堕落した性質の束縛を振り払える」より編集