826 信者としての本分は神のために証しすること
1 わたしがサタンを打ち負かしたことに対する証しは人の忠誠心と従順に見ることができ、わたしが人を完全征服したことに対する証しもそうであることを、あなたは知るべきである。わたしへのあなたの信仰の義務はわたしの証人となること、わたしに忠実無二であること、最後まで従順であることである。わたしの働きの次のステップを始める前に、あなたはどのようにわたしの証人となるのか。あなたはいかにしてわたしに忠実であり、服従するのか。あなたの役目のためにすべての忠誠心を捧げるか、それとも単にあきらめるのか。あなたはむしろわたしのすべての取り決め(たとえそれが死であっても、あるいは滅びることであっても)に服従するか、それとも、わたしの刑罰を避けるために途中で逃げ出すか。わたしがあなたを罰するのはあなたがわたしの証人となり、忠誠を尽くしわたしに服従するためである。
2 また、現在の刑罰はわたしの働きの次のステップが明らかにされ、仕事の進展が妨げられないためである。よって、わたしはあなたが賢くなり、あなたのいのちや存在の意義を価値のない砂のように取り扱わないよう勧告する。あなたはわたしのこれからの働きがどんなものになるか正確に分かるだろうか。あなたはこれからわたしがどのように働き、わたしの働きがどのように展開していくか知っているだろうか。あなたはわたしの働きに関するあなたの体験の意義、さらにわたしへのあなたの信仰の意義を知るべきである。確かに、わたしはこの時代を終わりにするために来た。これは本当だが、それ以上にわたしは新しい時代を始め、仕事を始め、そして何よりも、神の国の福音を広めようとしていることをあなたは知らなければならない。
3 だからあなたは、現在の働きは時代を始めることと、来たるべき時に福音を広め、将来のどこかで時代を終わらせるための基盤を築くことだけであると知らなければならない。わたしの働きはあなたが思うほど単純ではないし、あなたが信じているほど価値がなく意味のないものではない。だから、わたしは依然としてあなたに言わなければならない。あなたはわたしの働きのために自分を捧げ、それ以上にわたしの栄光のためにあなた自身を捧げるべきである。あなたがわたしの証しをすることをわたしは長い間待ち望み、それ以上に長く、あなたがわたしの福音を宣べ伝えるのを待ち望んでいた。あなたはわたしの心にあるものを理解すべきである。
『神の出現と働き』「あなたは信仰について何を知っているか」(『言葉』第1巻)より編集