聖霊の働きによりいのちに入りなさい
あなたがたが聖霊の働きを授かる時は、神により一層完全にされて、聖霊の働きの本質があなたがたの中で作用するように、同時に自らのいのちへの入りにさらに専心し、聖霊の働きとは何か、いのちに入ることとは何かを正確に理解し、聖霊の働きを自分のいのちへの入りに採り入れる必要がある。聖霊の働きを経験する過程において、あなたがたは聖霊と自分自身を知るようになり、数多くの極度の苦難の中で、あなたがたは神との正常な関係を育み、あなたがたと神との関係は日々親しくなってゆく。無数の刈り込みと精錬を経た後、あなたがたには神への真の愛が生まれる。
その困難や咎め、苦難は自分の気力をくじくものではないことを知る必要があるのは、このためである。恐れるべき事は、聖霊の働きを授かるのみで、いのちに入ることがないことである。神の働きが終わる日が来た時、あなたがたの取り組みは徒労となるであろう。あなたがたは神の働きを経験したにもかかわらず、聖霊を知ることも、自らがいのちに入ることもないであろう。人間に対する聖霊の啓きは、人間の情熱を維持するためのものではなく、人間がいのちに入るように道を拓き、聖霊を知ることが出来るようになり、そのため神を敬愛する心を育むためのものである。
『言葉は肉において現れる』の「働きと入ること(2)」より編集