985 ほんの短い間も人は自分の肉を忘れられないのか

暖かい春になり、花々が開花し、そして天の下のすべてが緑に覆われ、地上のすべてのものがあるべき場所に納まると、すべての人々と物事は次第に神の刑罰を受けることになるだろう。そしてその時、地上における神のすべての働きは終わるだろう。神はもはや地上では働かないし、住まないだろう。神の偉大な働きが完了しているからである。人々はこの短い期間、自分の肉を忘れることはできないのだろうか。神と人の間の愛を裂き得るものは何だろうか。誰が神と人の間の愛を引き裂き得るだろうか。それは両親だろうか、夫か、姉妹か、妻か、それとも痛みをともなう精練だろうか。良心が持つ感情は人間の心の中の神の姿を消し去ることができるだろうか。人々の互いの恩義と行動は、自ら出た行為だろうか。それらを人間は矯正することができるのだろうか。誰が自分自身を守ることができるだろう。人々は自らに施すことができるだろうか。人生で強いのは誰だろう。わたしから離れて独り立ちできるのは誰だろう。自分を顧みるようにと、すべての人々に向かって神が幾度も要求するのはなぜだろう。なぜ神は次のように言うのだろう。「自分の困難を自らの手で用意する人などあるだろうか。」

『神の出現と働き』「『全宇宙への神の言葉』の奥義の解釈、第二十四章と第二十五章」(『言葉』第1巻)より編集

前へ: 984 悪を行なう者はみな懲罰の対象

次へ: 986 肉は終着点を台無しにできる

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

269 神はあなたの心と霊を捜し求めている

1全能者の命の供給を離れ生きる意味知らずに死をまた恐れ支えはなく、救いもないがそれでも目を閉じようとせずに魂の感覚のない肉体を支え無理をして良心をごまかして生きている誰も彼もが望みはなく目標もなく生存している伝説の聖なる者だけが救う彼の到来を待ち苦しみの中で呻く人々を救うのにこの…

279 私はあなたに創られ、あなたのものです

1山あり谷あり変化して雨風の中 あなたの後を追う危険や苦難は真の愛 真情の炉打たれた心は不滅の愛であなたを慕う何度冬は春になっただろう!苦きも甘きも味わってきた秋風は絶え 春の花を歓迎する気まぐれな戦士の生活!あなたの思いが分かるあなたは謙虚に世に来られたが雨風に打たれて苦…

774 ペテロの神への愛の表現

1生活で神の要望を満たせないものがあればそれはペテロを不安にしたもしそれが神を満足させなければ彼は悔やみ努力し神の心を満たそうとした生活のどんなに小さなことでもペテロは神の要望を満たそうと自らに求め自分の古い性質を容赦することなく更に深く真理に入ることを求めた更に深く真理に入るこ…

39 宇宙は神様への賛美で鳴り響く

1歌と踊りに満ち世界は賛美の海我らは踊り星は跳ね、月は笑い宇宙は賛美で満ちる全能神、終わりの日のキリストが地に来て真理を語り、全ての国と宗教を揺らす選民は神の声を聞き、立ち返り礼拝するシオンでは神は宇宙に身を向け自身の義と聖さを明らかにされた神の民は喜び、神を永遠に賛美する神を賛…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索