770 神は人が心と思いと力を尽くして神を愛することを望む

1 神は教会の人々の中での働きをほぼ完了し、その後は怒りとともにすべての人の前に現われるだろう。この働きは神を通じて、地上でさまざまな災害を起こすことで実行されなければならない。しかし神が現われるということは決してない。そのとき、赤い大きな竜の国は依然として汚れた地であり、それゆえ神は現われず、刑罰を通じて出現するに過ぎない。それが神の義なる性質であり、そこから逃れることは誰にもできない。その間、赤い大きな竜の国に住むすべての人は惨禍を経験するだろう。当然そこには地上における神の国(教会)も含まれる。これがまさに事実の現われる時であり、よってすべての人が経験し、誰も逃れることはできない。これは神によって予定されたことである。「今こそ大いなる計画を実行する時である」と神が言うのは、まさにこの段階の働きのためである。なぜなら、未来において地上に教会はなく、災いの到来のため、人々は目の前にあるもののことしか考えられずに他の一切を無視し、また災いのただ中で神を享受することは難しいからである。そのため、人々は機会を逃さないよう、この素晴らしい時に心を尽くして神を愛することを求められる。

2 この事実が過ぎ去るころになれば、神は赤い大きな竜を完全に打ち負かしており、かくして民による神の証しの働きは終了している。その後、神は次なる段階の働きを開始し、赤い大きな竜の国を荒廃させ、最終的には世界中の人々を逆さまにして十字架にかけ、それから全人類を絶滅させるだろう。これが神の働きの将来の段階である。したがって、あなたがたはこの平和な環境において、全力で神を愛することを求めなければならない。将来、あなたがたが神を愛する機会はなくなるだろう。人々には肉において神を愛する機会しかないからである。別の世界で暮らすとき、神を愛することを語る者はいないだろう。これは被造物の責任ではないのか。

3 そうであれば、自分の人生の日々において、あなたがたはどのように神を愛すべきなのか。それを考えたことはあるか。死後になるまで神を愛さないつもりなのか。それは空虚な話ではないか。今日、神を愛することを追い求めないのはなぜなのか。あなたがたが自分のいのちを大切にするように、心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして神を愛することが望まれている。それが究極の意義をもつ人生ではないだろうか。他のどこに人生の意義を見つけ得るのか。あなたはそれほどまでに盲目ではないのか。あなたは進んで神を愛するつもりか。神は人の愛にふさわしいのか。人々は人の崇拝に値するだろうか。ならば、あなたは何をすべきなのか。無条件で勇敢に神を愛し、神があなたに何を行なうかを見よ。

『神の出現と働き』「『全宇宙への神の言葉』の奥義の解釈、第四十二章」(『言葉』第1巻)より編集

前へ: 769 神を愛する者には完全にされる機会がある

次へ: 771 神は神を愛する者を守る

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

39 宇宙は神様への賛美で鳴り響く

1歌と踊りに満ち世界は賛美の海我らは踊り星は跳ね、月は笑い宇宙は賛美で満ちる全能神、終わりの日のキリストが地に来て真理を語り、全ての国と宗教を揺らす選民は神の声を聞き、立ち返り礼拝するシオンでは神は宇宙に身を向け自身の義と聖さを明らかにされた神の民は喜び、神を永遠に賛美する神を賛…

241 神の愛はいつも私の心の中にある

1神に従う旅路で神の愛を楽しんだ神の言葉と要求は神の守りと愛である私が弱り果て泣く時言葉が励ましてくれる私が失望するといつも言葉が立ち上がらせてくれる神よ あなたの愛は尊く後悔がない私はあなたの愛を強く感じる全能神よ あなたは本当に麗しい私はあなたの愛を呼び覚ます2神の人への…

269 神はあなたの心と霊を捜し求めている

1全能者の命の供給を離れ生きる意味知らずに死をまた恐れ支えはなく、救いもないがそれでも目を閉じようとせずに魂の感覚のない肉体を支え無理をして良心をごまかして生きている誰も彼もが望みはなく目標もなく生存している伝説の聖なる者だけが救う彼の到来を待ち苦しみの中で呻く人々を救うのにこの…

356 誰が神の心を理解できるだろう?

1地にいる神は常に黙し人のどんな酷い行いも心にとめず父に託された業を全うするのみ誰が神の素晴らしさに気づくだろう神の子以外の誰が父なる神の重荷を気にかけその意志を知るだろう人類よ いつになれば神の心を思い神の意図を理解するのか神は地に来て人の世の苦難を受けるなぜ罪の無い神が人と同…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索