404 神の信者が得るべき最も大事なもの
1 では、神は自身のいのちを無償で人に与え、それが人のいのちになるようにしたと言えるでしょうか。それなら、人が神から得たものは何ですか。人が神から得たのは空虚な言葉でなく、神のいのちなのです。人が神から得るものは非常に貴重であり、しかも神はその何よりも貴重なものを人に授けながら、何も得ないのです。最大の受益者は人間です。人間の受け取る分が最も多く、人間が最大の受益者なのです。
2人が得たこのような素晴らしい恩恵を、人が神から与えられたと想像する約束や、人が望む幸運を比べるとき、人が最も必要とするのはどちらですか。祝福への願望と、神から授けられたいのちを真に生きることと、どちらがより重要ですか。神に嫌われ、捨てられ、罰されないよう、あなたが神の前に出て真に崇拝できるのは何のおかげですか。あなたが永遠に生きられるのは何のおかげですか。
3 神がもたらすいのちを受け入れることでのみ、あなたは自分の命を救えます。そのいのちを得れば、あなたの命は限りないものになります。それが永遠のいのちです。神からもたらされるいのちを得ていない人は必ず死を迎え、その人の命は限りあるものです。限りある命を永遠のいのちと呼べますか。あなたは神から永遠のいのちを得ます。祝福を求める願いがその代わりになり得ますか。その人を死から救えますか。
『終わりの日のキリスト講話集』「人間は神の経営計画の最大の受益者」(『言葉』第3巻)より編集