433 あなたの心を神に捧げる時
1 人間が神を信じ、愛し、そして満足させる方法というのは、自分の心で神の霊に触れ、それによって神の満足を獲得すること、そして自分の心で神の言葉に接し、神の霊に感動することである。人々が神への信仰の中で、自分の心を神に捧げず、心を神の中に置かず、神の重荷を自分自身のものとして扱わなければ、何をしようとそれは神を欺く行為、宗教人によく見られる行為となり、神の称賛を受けることができない。そのような人の中では、聖霊が働きを行なう機会がないだけでなく、その人には完全にされる価値すらない。神に心を注ぎ、神の前で心を静めていられるなら、あなたは聖霊に用いられ、聖霊の啓きと照らしを受ける機会と資格を得ることになり、そしてそれ以上に、聖霊に自分の欠点を補ってもらえる機会を得ることになる。
2 神に心を捧げると、肯定的な面では、より深い入りを成し遂げ、より高次の洞察を得ることができる。否定的な面では、自らの過ちや欠点が一層よくわかり、神の旨を満たすことを一層熱心に求めるようになり、受動的になることがなく、積極的に入るようになる。そうしてあなたは正しい人間になるのだ。性質を変化させるというのは、心を完全に神に捧げる過程、神の言葉から啓きと照らしを受ける過程である。自分の心を神に捧げられる段階に達すると、あなたは自分の霊の中の微妙な動きを一つ残らず感じ取れるようになり、神から受けたすべての啓きと照らしを認識する。それをしっかりと続けなさい。そうすれば、聖霊によって完全にされる道へと徐々に入ることになる。
『神の出現と働き』「神との正常な関係を築くことは極めて重要である」(『言葉』第1巻)より編集