821 信仰において神を証しするには
1 あなたはこれほど多くの神の働きを経験し、それを自分の目で見て、直接体験した。最後の最後に到達したとき、自らに課せられた役割を果たせないようであってはいけない。そうであればなんと残念なことか。将来福音が広められるとき、あなたは自分の認識を語り、心の中で得たことすべてを証しできなければならず、努力を惜しんではならない。これは被造物として成し遂げなければならないことである。神の働きのこの段階の実際の意義は何か。その成果は何か。そしてそのうちのどれだけが人において行われるのか。人は何をするべきか。受肉した神が地上にやって来てから行なったすべての働きについてはっきりと語れるなら、証しは完全である。
2 神の働きの意義、その内容、その実質、それが表す性質、その原理という五項目について明確に語れるなら、それは神を証しできることと、真に認識を得ていることの証明である。あなたがたへのわたしの要求はさほど大きいものではなく、真の探求を行なっている者なら誰でも達成できる。神の証人となることを決意しているなら、神が何を嫌悪し、何を愛しているかを理解していなければならない。あなたは神の働きを多く経験してきた。その働きを通して、神の性質を知り、神の旨と人類への神の要求を理解し、その知識をもって神を証しし、自分の本分を尽くさねばならない。
『神の出現と働き』「実践(7)」(『言葉』第1巻)より編集