342 神は人々の間にある感情を憎む

1 わたしは人々に感情を解き放つ機会を与えない。わたしには感情がないからであり、人々の感情を極度に嫌うようになったからだ。人々の間に感情があるから、わたしは横に押しのけられ、それでわたしは彼らの目に「よそ者」になった。人々の間に感情があるから、わたしは忘れられた。人間に感情があるから、人間はその機会をつかんで「良心」を拾う。人間に感情があるから、いつもわたしの刑罰にうんざりとしている。人間に感情があるから、人間はわたしが不公平で不正だと言い、わたしが人間の気持ちにお構いなく物事を進めると言うのだ。わたしも地上に身内がいるのか。

2 誰がわたしのように、食べ物や眠りのことを考えずにわたしの経営(救いの)計画全部のために日夜働いてきたのか。どうして人間が神に比肩しよう。どうして人間が神に味方することができるのか。どうして創造者である神が、被造物である人間と同類であり得よう。どうしてわたしは常に人間と共に地上に生き、行動できるのか。誰がわたしの心を案じるのか。それは人間の祈りだろうか。わたしはかつて人間と共に歩くことを承知した――そして、今日まで、人間はわたしの世話と守りを受けてきた。しかし、人間がわたしの世話から離れることができる日はいつか来るのだろうか。人間はけっしてわたしの心を案じたことはないが、誰が光のない世界で生きていけるのか。わたしの祝福があるからこそ、人間は今日まで生きてきたのだ。

『神の出現と働き』「全宇宙への神の言葉、第二十八章」(『言葉』第1巻)より編集

前へ: 340 神のあなたがたへの働きはとても貴重

次へ: 343 神を知らない人は神に敵対する

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

774 ペテロの神への愛の表現

1生活で神の要望を満たせないものがあればそれはペテロを不安にしたもしそれが神を満足させなければ彼は悔やみ努力し神の心を満たそうとした生活のどんなに小さなことでもペテロは神の要望を満たそうと自らに求め自分の古い性質を容赦することなく更に深く真理に入ることを求めた更に深く真理に入るこ…

356 誰が神の心を理解できるだろう?

1地にいる神は常に黙し人のどんな酷い行いも心にとめず父に託された業を全うするのみ誰が神の素晴らしさに気づくだろう神の子以外の誰が父なる神の重荷を気にかけその意志を知るだろう人類よ いつになれば神の心を思い神の意図を理解するのか神は地に来て人の世の苦難を受けるなぜ罪の無い神が人と同…

905 神の権威を知るための道

1神の権威と力神に固有の身分と本質についての認識はあなたの想像力によって得られるものではない「想像するな」ということは「何もせずただ座って破滅を待て」という意味ではなく「論理を用いて推測せず知識や科学を通して研究するな」という意味である神の言葉を食べ 飲み 体験する中であなたは神…

71 最高の幸福とは神を真に愛すること

1私たちは遂に神の御声を聞き御座の前にあげられた御言葉を飲み食いし 楽しみ神の光の中で生きている真理について交わり 経験を分かち合い私たちの心は喜びで満たされる神の言葉を経験し 真理を理解し私たちの霊は解き放たれ晴れやかな気持ちになる神の言葉の裁きを経験し清められて新しい人…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索