日々の神の御言葉: 受肉 | 抜粋 124

人間の肉体の堕落を裁くのには、受肉した神以上にふさわしいものはいない。もし神の霊が直接裁いたならば、それはすべてを含むものではないであろう。そのうえ、そうした働きは人間には受け入れがたいものだったろう。なぜなら、霊は人間と直接会うことができず、そのため効果は即座に見られるものでもない。まして、人間が神の侵しがたい性質をより明確に目にすることはできないであろう。もし受肉した神が人間の堕落を裁くなら、はじめてサタンを完全に打ち負かせる。受肉して普通の人間性をもった神は、直接人間の不義を裁くことができる。これが神本来の聖さ、すばらしさである。神だけが人間を裁く資格があり、その地位にいる。神には真理と義があるから、人間を裁くことができる。真理と義のない者には他人を裁くことができない。この働きが神の霊によって行われたなら、それはサタンに勝利したことにはならないだろう。霊は本来、死すべき者たちよりも高い地位にあり、神の霊は本質的に聖く、肉に優る。もしこの働きを霊が直接行ったならば、神は人間の不服従のすべてを裁くことができず、人間の不義をすべて露わにすることもできないだろう。裁きの働きもまた人間の神についての観念を通して行われるからである。人間は霊について何の観念も抱いたことがない。そのため霊には、人間の不義をよりよく露わにすることができないし、まして、そうした不義を完全に明らかにすることもできない。受肉した神は、神を知らない者すべての敵である。人間の観念と神への敵対を裁くことで、神は人間のあらゆる不服従を明らかにする。受肉した神の働きの成果は、霊の働きよりも明らかである。そのため、すべての人間の裁きは霊が直接するのではなく、受肉した神の働きなのである。人間の体をもつ神は、人間が目で見、触れることができる。また、受肉した神は完全に人間を征服できる。この受肉した神と人間との関係において、人間は敵対から従順、迫害から受容、観念から認識、そして、拒否から愛へと変わっていく。これが受肉した神の働きの成果である。人間は神の裁きを受け入れることによってのみ救われ、神の口から出ることばによって徐々に神を知るようになり、神に敵対している間に神に征服され、神の罰を受けている間にいのちの糧を受ける。この働きはみな受肉した神の働きであって、霊としての神の働きではない。受肉した神の働きは最も偉大で、最も深い働きであり、神の働きの三段階のうちの最も大事な部分は、受肉による働きの二つの段階である。人間の甚だしい堕落は、受肉した神にとって大きな障害である。とりわけ、世の終わりの人々に対する働きは極めて困難で、敵意に満ちた環境で、どの種類の人々の能力もまことに乏しい。しかし、この働きの終わりには、とどこおりなく望ましい結果を得る。これが肉の働きの成果であり、この成果は霊の働きの成果よりも説得力がある。神の働きの三つの段階は、受肉した神が終えられるだろうし、そうでなければならないのだ。最も重要かつ肝要な働きは受肉した神が行い、人間の救済は神が受肉して自ら行わなければならない。人間はみな、受肉した神が人間と関わりがないと感じるだろうが、実際は、この肉体が、全人類の運命と存在に関わっているのだ。

『神の出現と働き』「堕落した人類は、受肉した神による救いをさらに必要としている」(『言葉』第1巻)より

受肉した神は人間の救いという最も重大な働きをする

受肉した神の働きは最も偉大で、神の全ての働きの中で最も奥深い。働きの3段階のうち、2つが最重要だ。これら2つの段階が受肉した神の働きだ。神の働きは肉におけるものが最重要だ。全ての人の救いは肉において為されるべきだ。受肉した神など無関係と思っても、実は全人類の運命と生存に関わる。彼の最重要の働きとして。

人の堕落は受肉した神の働きを阻む。環境は厳しく、人の素質は乏しい。終わりの日の働きは特に難しい。だが働きの終わりには望ましい成果を得るだろう。神の働きは肉におけるものが最重要だ。全ての人の救いは肉において為されるべきだ。受肉した神など無関係と思っても、実は全人類の運命と生存に関わる。彼の最重要の働きとして。

神の働きは最良の成果を挙げる。何の不備もなく達成するだろう。これこそ肉の働きの効果であり、霊の働きより説得力をもつ。働きの3段階は受肉した神が終わらせる。働きの3段階を終わらせるのは受肉した神以外にない。神の働きは肉におけるものが最重要だ。全ての人の救いは肉において為されるべきだ。受肉した神など無関係と思っても、実は全人類の運命と生存に関わる。彼の最重要の働きとして。

『小羊に従って新しい歌を歌おう』より

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