日々の神の御言葉: 終わりの日における裁き | 抜粋 87

神はどのような手段で人を完全にするのか。それは神の義なる性質によって成し遂げられる。神の性質はおもに義、怒り、威厳、裁き、呪いから成り立っており、神はおもに裁きという手段で人を完全にする。中にはそれが理解できず、なぜ神は裁きと呪いによってしか人を完全にできないのかと問う人がいる。そのような人は「神が人を呪ったら、人は死ぬのではないか。神が人を裁いたら、人は断罪されるのではないか。それにもかかわらず、人はどうして完全になれるのか」と言う。神の働きを理解しない人はこのように言うのである。神が呪うのは人間の不従順であり、神が裁くのは人間の罪である。神の言葉は厳しく容赦がないものの、人の中にあるあらゆるものを明らかにし、そうした厳しい言葉を通じて人の中にある本質的な物事を露わにするが、神はそのような裁きを通じて肉の本質に関する深遠な認識を人に授け、そうして人は神の前で服従する。人の肉は罪から成り、サタンに属するものであり、不従順であり、神の刑罰の対象である。ゆえに、人に自分を認識させるには、神の裁きの言葉がその人に降りかかり、ありとあらゆる精錬が用いられなければならない。そのとき初めて神の働きは成果を生む。

神の語る言葉から、神はすでに人の肉を断罪したことがわかる。では、その言葉は呪いの言葉ではないのか。神によって語られる言葉は人の本性を暴き、その人はそうした暴きを通じて裁かれる。そして神の旨を満たせないと知ったとき、心の中で悲しみと悔恨を感じ、自分が神に大きな借りがあり、神の旨に到達できないことを感じるのである。時として、聖霊が内側からあなたを懲らしめることがあるが、この懲らしめは神の裁きに由来する。時として、神があなたを責め、あなたから顔を隠し、あなたに注意を払わず、あなたの中で働きを行なわず、あなたを精錬すべく無言で罰することがある。人における神の働きは、おもに神の義なる性質を明らかにするためのものである。最終的に、人は神に対してどのような証しを行なうのか。神が義なる神であること、そして神の性質が義、怒り、刑罰、裁きであることを、人は証しする。つまり、人は神の義なる性質を証しするのである。神は自身の裁きを用いて人を完全にしており、人を愛し、救ってきた。しかし、神の愛にはどれだけのものが含まれているのか。そこには裁き、威厳、怒り、呪いがある。神は過去に人を呪ったが、底なしの淵に完全に放り投げたわけではなく、そうした手段を用いて人の信仰を精錬した。人を死に追いやったわけではなく、人を完全にすべく業を行なったのである。肉の本質はサタンに属するものである。それは神が言った通りなのだが、神が為した事実はその言葉通りに成就したのではなかった。神があなたを呪うのは、あなたが神を愛するようになるため、肉の本質を知るようになるためである。神があなたを罰するのは、あなたが目覚めるようにするため、そして内なる欠点を認識し、人が完全に無価値であることを知るようにするためである。このように、神の呪い、裁き、威厳、怒りはどれも、人を完全にするためのものである。神が今日行なうすべてのこと、神があなたがたの中で明らかにする自身の義なる性質は、いずれも人を完全にするためのものである。それが神の愛である。

『神の出現と働き』「辛い試練を経験することでのみ、神の素晴らしさを知ることができる」(『言葉』第1巻)より

神の裁きは愛である

人は最後どんな証しをするか。人は神が義で怒りであり、刑罰と裁きであると証しする。神は裁きで人を完全にする。人は神の義を証しする。神は人を愛し救ってきたが、その愛はどれだけのものか。裁き・威厳・呪い・怒り、神を愛し、肉の本質を知るように、神はあなたを呪う。目覚め、不甲斐なさを知るように、神はあなたを罰する。神の裁き・威厳・呪い、そして神が示す義は、全てあなたを完全にするため。これがあなたの中の神の愛。

神は以前人を罵ったが、人は底なしの穴に放たれず、処刑もなく信仰は洗練された。その目的は人を完全にすること。肉の本質はサタン。神はそう語り、神は正しかった。しかし神の行いは言葉通り成就していない。神を愛し、肉の本質を知るように、神はあなたを呪う。目覚め、不甲斐なさを知るように、神はあなたを罰する。神の裁き・威厳・呪い、そして神が示す義は全てあなたを完全にするため、これがあなたの中の神の愛。

『小羊に従って新しい歌を歌おう』より

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