日々の神の御言葉: 神を知る | 抜粋 170

わたしたちは、「神は万物のいのちの源である」という言葉に関連する多くの話題や内容を議論してきましたが、神があなたがたに言葉を与え、あなたがたに刑罰と裁きを行うこと以外には、どんなものを人類に授けるのか、あなたがたは心の中で分かっていますか。ある人たちは、「神は私に恵みと祝福を授け、鍛錬と慰め、そして思いやりと加護をあらゆる方法で与えてくださいます」と言うかもしれません。他の人たちは、「神は私に毎日食べ物や飲み物を与えてくださる」と言うでしょう。一方、「神は私にすべてのものを授けてくださいます」とさえ言う人もいるでしょう。人々が日常生活で接することができるこれらのことに関して、あなたがたは皆、自らの物理的な生活体験に関連する答えをいくつか持っているかもしれません。神は一人ひとりに多くのものを与え、わたしたちがここで議論していることは人々の日常の必要の範囲にだけ限定されてはおらず、あなたがたの一人ひとりがより遠くに目を向けることを可能にします。巨視的観点からは、神は万物のいのちの源ですが、神はどのようにして万物のいのちを維持するのでしょうか。万物が存在し続けることができるように、それらのものの存在を維持し、それらのものの存在に関する法則を維持するために、神は万物に何をもたらしますか。これこそ、今日わたしたちが議論していることの要点です。……わたしが今から話す話題と物事を、あなたがたが知識、または人間の文化や研究に結び付けるのではなく、神の業に結び付けることを望みます。わたしはただ神について、神自身について話しています。それがあなたがたへのわたしの提案です。あなたがたは理解していますね。

 神は人類に多くのものを授けました。わたしは、人々が見ることができるもの、つまり、感じられるものについて話すことから始めます。これらは、人々が心で理解し、受け入れることができることです。それではまず、神が人類に何を与えてきたかについて話すために、物質界から始めましょう。

 1.空気

 まず最初に、神は人間が呼吸できるように空気を創りました。この「空気」は、人間が絶え間なく接触している日常生活の空気ではありませんか。これは人間があらゆる瞬間に、また眠っている時でさえも、依存しているものではありませんか。神が創造した空気は人類にとって途方もなく重要です。それは人類の吐く息一つひとつと、命そのものの不可欠な要素です。感じることはできるが目には見えないこの物質は、万物への神からの最初の贈り物です。空気を創り出した後、神はただちに店じまいしたでしょうか。空気を創ったあと、神は空気の密度について考慮しましたか。神は空気の中身について考慮しましたか。(はい。)空気を創った時、神は何を考えていたのでしょうか。なぜ神は空気を創り、またその理由は何でしたか。人間には空気が必要であり、呼吸することが必要です。まず、空気の密度は人間の肺に適していなければなりません。誰か空気の密度を知っていますか。これは人々が知らなければならないことではありません。知っている必要はありません。空気の密度に関する正確な数値は必要ありません。ただ一般的な考えがあればそれでいいのです。神は人間の肺が呼吸するのに最も適した密度で空気を創られました。つまり、人間は心地よく感じ、呼吸しても体に害を与えることはありません。これが空気の密度の背後にある考えです。次に、空気の中身について話します。第一に、空気の中身は人間にとって有毒ではなく、肺や身体を害することはありません。神はこれらのことすべてを考慮しなければなりませんでした。神は人間が呼吸する空気が穏やかに入ったり出たりするように、そして空気が吸い込まれた後、血液や肺と体内のいらない空気が適切に代謝されるように空気の内容と量を整え、また、空気には何も有害な成分が含まれないように考慮しなければなりませんでした。これらの二つの基準に関しては、沢山の知識をあなたがたに詰め込むようなことはしたくありません。ただ、神があらゆるもの、まさに最良のものを創造した時、特定の思考過程が念頭にあったことだけを伝えておきます。さらに、空気中の粉じんの量、地球上の塵、砂、泥の量、及び空から地上に舞い落ちる粉じんの量に関して言えば、神にはこれらのことを管理する方法があり、それはこれらのものをきれいに取り除くか、分解させるというものでした。塵がいく分ある時は、神は、塵が人間の身体と呼吸に害を及ぼさないように、塵が身体に有害にならないような大きさにしました。神による空気の創造は神秘的ではありませんか。それは神の口からただ一息の空気を吐き出すくらいに単純なことでしたか。(いいえ。)極めて単純なものを神が創造する時でさえ、神の奥義と心と思いと知恵のすべてが明らかです。神は現実的ではないでしょうか。つまり、単純なものを創ることにおいても、神は人類のことを考えていました。まず、人間が呼吸する空気はきれいであり、その内容物は人間の呼吸に適しており、毒性がなく、人間に害を及ぼさず、密度は人間が呼吸できるように調整されています。人間が吸って吐き出すこの空気は、人間の身体に、肉体にとって不可欠です。だから人間は制限も心配もなく、自由に呼吸することができます。人間は正常に呼吸することができます。空気は、神が最初に創造した、人間の呼吸に不可欠なものです。

『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 8」(『言葉』第2巻)より

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