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神の居場所は人間の心の中にはない

人間は、わたしをあらゆる願いをかなえる全能の神であると思っている。だから、たいていは、わたしを知りたいという欲求からではなく、神の助けを求めてわたしの前に来る。病の苦しみにあるとき、人間はわたしにあわてて助けを求める。困難な状態にあるとき、人間は、自分たちの難儀を除くことをひたすらに願って、自分たちの苦しみについて打ち明ける。しかし、安楽な時にわたしを愛することのできた者は一人もいない。自分たちが安らかで幸福な時に、喜びを分かち合おうと、わたしに手を伸べた者は一人もいない。自分のささやかな家庭が幸福で安らかな時には、人間はいつもわたしを押しのけ、あるいは戸口から締め出し、入れないようにする。そして、家庭の幸福を楽しむ。

人間の心はあまりに狭いので、愛情深く、慈悲深く、親しみやすい神である私を受け入れさえしない。楽しい笑いの場で、何度、わたしは人間に拒絶されたことか。人間が倒れたとき、何度、彼らはわたしを支えにしようと、寄りかかってきたか。何度、病に苦しむ人間に、医者の役目を強いられたか。人間とは何と残酷なのだ。まったく理不尽で不道徳だ。人間に備わっているはずの感情さえ、彼らの内に見いだせない。彼らには人間性の痕跡がほとんど完全にない。過去を振り返り、現在と比べて見よ。あなたがたの内に変化が起こっているだろうか。あの過去は、現在にそれほどの効果がないのか。それとも、あの過去はまだ換えられていないのか。

『言葉は肉において現れる』第二部「全宇宙への神の言葉」の「第十四章」より編集

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